うんこと鳥-その2-

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みなさん、こんにちは。

今日もいいうんこ、でましたか?

 

前回はすっかり鳥のおしっこブログになってしまいました。うんこブログなのに。

今回は、ブログの主人公である「うんこ」にしっかりせまっていきます。

さて、鳥のうんこといわれつつも、白い部分は実はおしっこという話が前回のお話。

ではうんこはどこにあるかというと。

tori no unko

白い糞(おしっこ)のなかの黒っぽい部分。これが鳥のうんこの本体です。

鳥のうんこはゆるゆるで、中には消化しきれなかったものも混じっています。

 

そこに目をつけて、鳥と共に進化してきた生物がいます。

植物です。

植物は自分で移動できません。そこで、鳥に食べてもらえるように、種をおいしい実でくるみました。

種本体は消化されにくいように硬い殻の中にはいっています。

鳥のおなかの中で消化されなかった種は、やがてうんこと一緒に地面におち、芽をだします。

こうして種は鳥の移動と共に運ばれ、植物は勢力範囲をひろげていったのです。

 

身近な例を紹介します。私の実家の庭や、周辺のお宅の庭には、赤い実をつけるシロダモやピラカンサが生えています。

きれいな実をつける木ですが、誰も植えた覚えはありません。

じゃあ誰が植えたのかというと、犯人はおそらく、この鳥。

hiyodori

※現実と異なる際は現実を優先します。

ヒヨドリ。その名の通り、「ひーよひーよ」とやかましく鳴きます。頭のとさかとほっぺの赤が目印の鳥です。

この鳥、木の実が大好き。

シロダモもピラカンサも良く食べます。ヒヨドリの食べた種があちこちの家の庭で芽吹いているのです。

 

このように、鳥と植物は共生関係を結んで、お互いを繁栄させてきました。

だが、しかし。

最近この「鳥のうんこ航空」を利用しているのが植物だけではないということがわかってきました。

利用者はノミガイというカタツムリの仲間です。

東北大学の大学院生、和田慎一郎氏の研究グループは、鳥に食べられたノミガイの15%ほどは生き残ってうんことともに出てくることを確認しました。

鳥のおなかにいるのは大体30分から2時間の間。

その間ノミガイは殻にこもって鳥の消化液に耐え、新天地へと運ばれているようなのです。

植物だけではなく、動物にも鳥を利用している変り種がいるんですね。

 

このように鳥のうんこは地球上で重要な役割を果たしています。

さて、私たち人間のうんこは何か役にたっているのでしょうか?ぜひ考えてみてください。

 

それではあしたもいいうんこがでますように!

さようなら。

 

ノミガイの研究結果は「Journal of Biogeography」誌2011年6月21号に掲載されています。

関連リンク:鳥に食べられても生き延びるノミガイ(ナショナルジオグラフィック)

 

hun sagasi

いままでのうんこ記事

  1. うんこのはなし
  2. うんこのなかみ
  3. うんこのにおい
  4. うんこのでかた
  5. うんこの展示
  6. うんこと鳥

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