70億人の世界 × 70億分の1の出会い

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今月末、

世界の人口は、70億人になります。

え?

60億人じゃなかったっけ?、という方。

10億人(も)少なく見積もりましたね、惜しい!

50億人じゃあ・・・という方。

あなたは私と同じ30代で、小学校の社会で必死に覚えた地図帳グラフから記憶が更新されていないのかもしれません。

 

こちらご覧下さい。

[caption id="attachment_7540" align="aligncenter" width="436" caption="【世界人口の推移(推計値)】  国連人口基金HPより転載"][/caption]

20世紀はじめに20億人だった世界人口は、1987年に50億人、そして2011年10月31日に70億人に達することが、国連の調査により予測されています。

今この瞬間も、1分間に148人というペースで人口は増え続けており、2050年には93億人に届くと見積もられているのです。

未来館では、これから地球人が迎える「70億人の世界」をテーマに、10月1日~31日まで、国連人口基金との連携企画でジオコスモス実演や展示をおこなっています。小さなイベントですが、NHKニュースで紹介もされました(ニュース映像の中で実演していた、きりっとした女性は、イベント企画担当の岡山です!)

さて、先日のこと。平日の人がまばらな展示フロアで、私がこの「70億人の世界」をプレゼンしおわった後、何かものいいたげな顔でこちらをじっと見られている60〜70代くらいのご夫婦がいらっしゃいました。気になって声をおかけすると、「NHKニュースでやっていた70億人の地球が見たくて二人できた、未来館は初めて」とおっしゃいます。

しかし・・・・

ご夫婦はさっき着いたばかりで、肝心の実演はおわった瞬間しか見られなかったというのです。申し訳ない気持ちで「実演は、先ほどの回が最後です。また別の日にいらして下さい」と伝えたのですが、またお台場までくるなんて大変だよな~と、別れた後も気になって仕方が無い。そこでふらっと相談した相手が、うんコミュニケーターの坂巻。坂巻は優柔不断な私を尻目にその場でさっとスケジュールを確認し、ナイスアイデアを提案!

結論をいいますと、私のほかの仕事を坂巻がかわってくれ、空いた時間でもう一度私が、「70億人の世界」の実演をおこなったのでした。

ご夫婦はたいへん喜ばれて、閉館の17時ぎりぎりまで、お二人でジオコスモスを眺めながら熱心にお話されていました。

残念ながら、夏休みや週末の、たくさんの方がいらっしゃる、いわゆる繁忙期には、なかなかこのような対応はできません。10月の平日という、未来館的には寂しくも平和な時期だから、たまたまできた、小さなアレンジメントです。

さて再び、70億人の世界について。

指数関数的に増加する人口を支える土地やエネルギーは、地球に十分あるのでしょうか。今回の実演では、土地利用や日射量のデータから、地球の有限性について考えます。「よりゆたかな暮らし」という願いを自分だけにとどめるか、地球全体の願いとして広げるか、その1人1人の考え方と行動が、未来を変えるはずです。奇しくも今年のノーベル平和賞は、人口問題の1つである女性の社会的地位において、地道な活動を続けてきたイエメンとリベリアの3氏に贈られました。

まずは、自分にできる小さな一歩を。

70億分の1の小さな出会いを積み重ねながら。

[caption id="attachment_7619" align="aligncenter" width="430" caption="地球の様々な姿を表現するアーティスト、インゴ・ギュンター氏による作品"][/caption]

 

[caption id="attachment_7620" align="aligncenter" width="430" caption="もし70億人の人が○○すると仮定すると、そのために必要な面積は?"][/caption]

 

[caption id="attachment_7623" align="aligncenter" width="430" caption="来館者から寄せられた70億人のアクション宣言"][/caption]

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