ティータイム素粒子論 No. 2 ILCってなに?

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、科学コミュニケーター林田です。

今日もティータイム素粒子論をおとどけします。

今回のテーマはILC(国際線形加速器)。 昨年の暮れ、野田首相がILCを日本に誘致しようと言いました。

でも、ILCって何をするものでしょうか?

かおりだかいティーかコーヒーをいれてお楽しみください。


ティータイム素粒子論 No.1をまだ見てない方はこちら

2月25日(土)の超光速ニュートリノのサイエンティスト・トークイベントについての詳細はこちら。ぜひいらしてくださいね!

サイエンティスト・トーク「ニュートリノは光速を超えるか」

オペラ実験のニュートリノ検出を率いる中村光廣先生をお招きし、ニュートリノ研究の最前線から、物質・宇宙の世界を考えます。

開催日時: 2012年2月25日(土) 15:00~16:00

開催場所: 日本科学未来館 3階 実験工房

 

おまけ「ハイゼンベルグの不確定性原理が破れた」件

ティータイム素粒子論ではもの足りない方は、こちらもごらんください。

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

この記事への4件のフィードバック

またまた面白かったです。ただ1つ引っ掛かったところがあって、LHCなどの加速器では、磁場だけでなく電場も必要ですよね。曲げるために磁石が必要ですが、それだけでは等速円運動するだけなので(シンクロトロン放射で減速するのを無視した場合)。

LHCでどうなってるのかは僕も調べないと分かりませんでした。

http://public.web.cern.ch/public/en/research/Accelerator-en.html

Inoueianさま

コメントありがとうございます。

はい、ご指摘のとおり、加速するために電場も必要です。「加速器空洞」という、串だんごのような形の容器の中で、ちょうど粒子がサーフィンの波にのるように電場の波をつくってあげます。この空洞の形や材質などが加速器の研究者の方の腕のみせどころです。

これは電場を非常に正確につくらなくてはなりませので、空洞の精巧な加工が必要です。最近では「デジタル加速器」といって、空洞の形状によらないパルス波で加速させる、という技術も日本人研究者によって発案・研究されています。

磁石もいろいろあって、凸レンズや凹レンズのような役割をしてビームの広がりなどを制御しています。磁石の並べ方によっても性能がかわってきますので、ここも腕のみせどころです。

加速器は面白いですね!

林田

さて、珈琲準備よし。

昨日はお忙しい所、すっかり話し込んでしまいまして。改めて、有難う御座いました。

ここのお話にも関連しますが、8GeVの加速エネルギーを利用した放射光施設SPring-8などを利用しておりました。

こう言った素粒子の検出方法、装置なども、合わせて見どころ満載ですね。トークイベント期待してます。

見事な解説と映像に感心致しました。

物理初心者ですが、わかるところと一部よくわからないところもありましたが、一冊の本を読んだ気分になってしまいました。

朝永振一郎の「光子の裁判」も大変興味深く読ませた頂きましたが、私には完全には理解できていません。

すみません。

量子の本質については、解明されているのでしょうか。

色々な解釈やパラドックスがあるようですが、大変興味を抱きます。

いつか完璧な理論と解釈がなされるのでしょうか。

コメントを残す