ガンダムのうしろにあるもの…

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皆さんこんにちは。科学コミュニケーターの野副です。月日が経つのは早いもので、お台場のガンダムが完成してから5ヶ月が経過しようとしています。……そう、今回のお話は4月19日にオープンしたダイバーシティ東京です。メディアでもたくさん取り上げられていましたが、皆さん、もう行きました? このGW中に行かれた方、これから行かれる方、たくさんいらっしゃると思います。

さて、ご存じのとおり、ダイバーシティ東京の前に立っているガンダムですが、そのうしろにあるものといえば、さて何でしょうか。

……ここで「ビームサーベル」や「バックパック」が思い浮かんだ人はかなりのガンダム通です。そう、ガンダムは背中にバックパックを背負っているのですが、もちろん、お台場のガンダムは立像なので、ただくっついているだけです。「こ、こいつ、動くぞ!」というわけではありません。

うしろにあるもの……正確にはうしろの地面にあるものですが、それがこれ。実は最初の写真にも、左下に小さく写っています。

「デジタルサイネージ」です。直訳すると電子看板となりますが、いわゆる宣伝用のディスプレイです。画面を見てみますと、屋外に設置するということもあってか、通常のディスプレイよりも明るくはっきり映っています。

実はこれ、世界初(メーカー調べ)の太陽光で稼働するデジタルサイネージです。ダイバーシティ東京は、これ以外にも敷地面積の約40%が緑地であることや、駐車場に電気自動車の充電ステーションがあるなど、環境への配慮が随所に見られます。ガンダムの立像も、2012年9月29日~10月28日に開催される第29回全国都市緑化フェアTOKYOのPRに一役買っています。

そして、緑地面積のなかに含まれるものが、ガンダムのうしろの高いところにあります。ダイバーシティの屋上です。写真の左奥に日本科学未来館がほんのちょっとだけ見えます。これは「都会の農園」という個人・法人向けの貸し出し農園です。屋上にはこのほかに芝生のスペースもあります。

撮影したときはまだ植えて間もないということで、ほとんどは苗と呼んでもいい状態でした。前日に近くの幼稚園の園児たちが植えていたそうです。今後、様々な種類の野菜を植える予定とのことでした。建物の屋上に農園となると気になるのは排水ですが、ここを作るにあたって防水シートを敷き、その上に土を入れたとのこと。実は農園の中央が少し盛り上がっていますが、それも排水を考えてのこと。土を通った水は、排水溝を通って排水されます。

夏から秋にかけて、たくさんの作物がここに生い茂ることを想像すると、今から楽しみですね。ここで採れた一部の野菜は、ダイバーシティ東京内のレストランで食べられるそうです。

メディアではガンダムはもちろん、様々な飲食店やファッションに関することが取り上げられていましたが、このような「グリーンなポイント」もぜひ見てみてください。そして、ダイバーシティに足を運んだ際は、あと500mくらい余分に歩くと、日本科学未来館がありますので、ぜひぜひ寄ってください。ガンダム大好きな科学コミュニケーターのワタクシ、野副が待っています!

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この記事への2件のフィードバック

すばらしいですね。自販機や信号も自立した自家発電システムになると良いなと思いました。停電になった時にも動いていて欲しいですからね・・・また、自動車の上面も発電できたらお得ですよね。夏なんかすごーく暑くなってますし、このエネルギーもったいないね、と思うんです。

それにしてもガンダム。未来館からそんなに近い所に立っていたんですね!「今度未来館のついでに会いに行ってみようかな?気が向いたら」とか思いました。情報ありがとうございました

オーリーム様

コメントありがとうございます。

夜間に点灯する照明を太陽光発電でまかなう自動販売機はあるようですが、温度を維持する電力まで太陽光でまかなうタイプはないようですね。

おっしゃるとおり、クルマの天井も確かにもったいないスペースだとわたしも思います。実際に発売されている車種ですと、ルーフに太陽光パネルが装着されたモデルがあります(現行プリウスの一部グレード)。ただ、これも走行用の電力としてではなく、車内の温度上昇を抑制するエアコンの駆動のためだそうです。もっともっと発電効率があがらないと、まだ難しいのかもしれません。

ちょっと足を伸ばしていただいて、ガンダムの話だけじゃなくて、エコな話もたっぷりさせてください。未来館でお待ちしております!

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