今日は金星の太陽面通過!

このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さん、今のお天気はいかがですか?

東京・お台場はあいにくのお天気ですが、関西出身の新人科学コミュニケ―ター本田のところには友人から続々と写真や「見えた!」という報告が送られてきているそうです。

[caption id="attachment_16100" align="aligncenter" width="408" caption="望遠鏡を用いて観察した太陽の様子"][/caption]

未来館の入り口前では、望遠鏡を出して曇っていてもより多くの光を集めて安全に観察できる準備をしていたのですが、12時20分ごろ、わずかに雲が薄くなった時に金星が通過していく様子を確認できました!

太陽が見えるぐらい晴れている方は、ぜひ、日食グラスを使って、太陽を見てください!

(観測できる時間はこちらでご確認ください)

日食グラスを通して太陽を見ると、黒い点(金星)が太陽の前を通過している様子が観察できます。

仕事の合間、学校の授業の合間、お昼ご飯を食べに外にでるついでに、ちょっとでかまいません。

日食を見るために使用した日食グラスをもう一度取り出して使ってみてください。

こんなにお願いしているのは、今回がとても貴重な機会だからです。

今回を逃すと次回は105年後!だからです。

金環日食は太陽の大部分が月に隠され、目で見てわかりやすい変化でしたが、今回は小さな黒い点が見えるだけ。

地上から私たちが見ていて、太陽の明るさが劇的に暗くなるわけでもありませんし、地味な現象かも知れません。

ですが、この現象にはロマンがあります!

第2の地球探しのロマンです!

夜空には太陽と同じ自ら光り輝く恒星が輝いています。

昨晩、夜空を見上げてあなたが見た恒星の周りにも、地球や金星のような惑星が回っているかもしれません。

惑星の有無を調べる方法のひとつが、金星の太陽面通過のように、恒星の前を惑星が通る時にほんの少し恒星が暗くなるのを見つける「トランジット法」です。

今回、私たちが金星が太陽の前を通過するのを見ているように、どこか遠くの惑星でも太陽を観測して金星と地球が通るために少し太陽が暗くなるのを見ている生物がいるかもしれません。

見ず知らずの遠くの惑星の生物が、「太陽系には惑星がいくつもある」とか、「今回太陽の前を通った星(地球)には液体の水がありそうだ。生命が存在する可能性がある」とか言っているかもしれません。

みなさん、地味ですがロマンにあふれる金星の太陽面通過、晴れていたらぜひごらんください!

そして、関東の皆さん、一緒に少しでも雲が薄くなるのを願いましょう!

[caption id="attachment_16030" align="aligncenter" width="400" caption="開館前に天気回復祈願"][/caption]

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

この記事への2件のフィードバック

秩父でも何とか見られました。手元に日食グラスを用意して、雨がやむのを待って12時40分頃、雲の切れ間から太陽が見えて・・・小さい金星がどうにか見えました。朝から雨だったので見えたのは嬉しかったですね。

祈願ですか(笑)。確かにあの天気では、祈らずにいられないですね。私も地味に祈ってました。

秩父のアナぐら様

未来館では、空が明るくなったので望遠鏡を外に出してみたものの、雲が厚く見えるかどうか心配でハラハラしていました。

私は金星の姿が見えた時、ほっと一安心したというのが正直な感想です。

祈らずにはいられない天気でしたが、晴れたのはスタッフの祈願だけでなく、来館していた「晴れ少年」(お母様曰く)をはじめ、あの場にいらしたお客様が晴れ男、晴れ女だったんだと思って、みなさんに感謝しています。

コメントを残す