未来は明るい!ヒッグス粒子の発見

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今までは軽めの話題を書いてきた僕ですが、今回は超難しいテーマについて説明しようと思います!

怖がらないでみなさん、私が粒子のことを理解できるなら誰でもできる!

そう、今回の話は「ヒッグス粒子」についてです。ではでは、簡単な問いと答えという形で解説します。

―ヒッグス粒子はなんですか?

ヒッグス粒子はボゾンという粒子のカテゴリーの1つです。自然にある粒子を2つのカテゴリーに分けると、「フェルミ粒子」と「ボゾン」になります。フェルミ粒子は物質を作っています(例えば:家を建てるために煉瓦や木が要ります。物質を作るためにフェルミ粒子が要ります)。ボゾンは自然にある力を伝える粒子です(例えば:光子は電磁力を伝えます)。

[caption id="attachment_17126" align="aligncenter" width="430" caption="ピーター・ヒッグス博士(2009年撮影。エディンバラ大学より許可を得て転載)"][/caption]

 

―この粒子の存在を予測したのは誰ですか?

Peter Higgsさん(粒子の名前と一緒!)は1964年に、理論計算からこの粒子が存在するという仮説を立てました。実際に、この粒子が発見されるまで約50年間がたちました!なぜもっと早く見つけられなかったかというと、加速器という特別な機械が必要だったからです。ヨーロッパのCERN(欧州合同原子核研究所)にあるLHCLarge Hadron Collider:大型ハドロン衝突型加速器)を造ってヒッグス粒子を「見る」ことが可能になりました。

[caption id="attachment_17128" align="aligncenter" width="430" caption="今回の発見を成し遂げたLHC(写真はウィキメディア・コモンズより)"][/caption]

 

―ヒッグス粒子の役割はなんですか?

ヒッグス粒子は物質に質量を与えます!もっと正確にいうと質量を与えるのはヒッグス場です(電磁場と似ていると考えて下さい)。宇宙が誕生した瞬間に素粒子たちは質量がありませんでした。理論によると10のマイナス12乗秒にヒッグス場が現れて、質量も誕生したのです! ある粒子は、光子みたいに、ヒッグス場の中で自由に「泳げる」ので質量は有りません。それにたいして、陽子や電子みたいな粒子は場の中で速く「泳げません」。この抵抗は大きければ大きいほど質量は高くなります。

 

―どうして「神の粒子」と呼ばれていますか?

ヒッグス粒子は神とまったく関係がありません。この名前はただのニックネームです。1993年にLeon Ledermanさん(ノベル物理学賞受賞者)はヒッグス粒子について「The God Particle: If Universe Is the Answer, What Is the Question?」(神がつくった究極の素粒子)というタイトルで本を出版しました。印象的な名前だったのでメディアが利用し始めて普及しました。ちなみにHiggsさんは無神論者で、この呼び方があまり好きじゃないそうです。

 

―ヒッグス粒子はなかったら宇宙はどうなっていたかな?

ヒッグス粒子のない宇宙は羽より軽いです。質量はなく、星や惑星や人間などいないはずです。

今日、人類の歴史は変わりました。こんなにすばらしい発見はめったに起こらないのでこの日をよく覚えておきましょう! 未来は明るいです。人間の知性は本当にすばらしい。感心します。私たちには何でも可能です!

この記事には難しい単語や概念などのっていると思うのでもっと話を聞きたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ未来館までおこし下さい。

展示フロアの5階で、ミニトークをします!そこで、いろいろ質問をして下さい!

ミニトーク「未来は明るい!ヒッグス粒子の発見」

7月7日(土)~7月13日(金) 14:30~ 15分程度

参加費:入館料のみ

参加方法:当日、直接会場までお越し下さい!

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この記事への2件のフィードバック

CERNおめでとう!

リンシュタインさん、

人類おめでとう!

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