牡蠣から考えた地球のこと

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魚介類が大好きな岩崎です。こんにちは。

この間水族館に行ってきましたが、どの魚を見ても「おいしそう」しか言わない私に、友人はあきれていました・・・。魚介は「見る」よりも、やっぱり「食べる」が一番!

先日、至福の時を過ごしてきました。何を語るよりも、まずはコチラをご覧下さい。

そうです、たらふく牡蠣を食べてきたんです!いやあ、おいしかった!!

生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣グラタン、牡蠣ご飯・・・色々な味で牡蠣を楽しめるこの時期が毎年楽しみです。

でも、この先ずっと牡蠣を堪能できるのかどうか。

ショッキングなニュースを耳にしました。米国オレゴン州で養殖の牡蠣が大量死したというのです。

2005年以降、オレゴン州のウィスキークリーク養殖場で牡蠣の幼生がうまく育たないケースが出始めました。その数はなんと数十億匹に上り、養殖業に打撃を与えました。原因を調査していたオレゴン州立大学の研究者達は、牡蠣の大量死の一因は二酸化炭素濃度の増加による海の酸性化にあると考えたのです。

海の酸性化が進むと、炭酸カルシウムの骨格や殻を持つ生物、たとえばサンゴ礁や貝類がうまく成長できなくなってしまうのです。この問題は2000年前後から注目を集め始めました。そして今後、二酸化炭素の排出量が増えていくのに従って海の酸性化も進んでいくと言われています。

海の酸性化が原因ならば、ほかの地域でも同様に牡蠣がうまく育たないはず。でも、どうしてオレゴン州のこの湾でだけ大きな問題となったのでしょうか?

<オレゴン州の養殖場で牡蠣がうまく育たなかった理由>

研究者達は、強風で引き上げられた深海の低温水が湾内の養殖場に流れ込むことに原因があると推測。深海には日光が届かず光合成が行われないため、二酸化炭素が消費されません。さらに、低温の水ほど気体が溶け込みやすいため、深海の低温水には海表面と比べて多量の二酸化炭素が含まれているのです。そして湾内から時期をずらして海水のサンプルを採って観察したところ、海水の二酸化炭素濃度が高ければ、牡蠣の幼生の成長に著しい悪影響がある事を突き止めました。

海の水質変化と生物の反応を正確に観察することは難しく、その影響関係が測定された例はそれまでほとんどありませんでした。この調査により二酸化炭素濃度の影響がはっきりと示されたのです。

に溶け込む二酸化炭素が増えて海が酸性化することで、海の生き物に影響が及んでしまう!

この先、牡蠣は大丈夫か!?

気候変動や地球温暖化は様々なシミュレーションに基づいて論じられています。でも、将来のリスクを100%確実に予測はできません。未来のことが分からないから、いま解決策を見いだすのは難しい。そして未来のことだから、自分事として捉えるのも難しい。だからといって、何もしなくてよいのでしょうか?

まずは、関心を持って下さい!

いま地球で何が起こっているのか?それが自分の暮らしにどう関わっているのか?たとえば、大好物への影響は?

グローバルな問題を日々意識するのは難しいかもしれませんが、ちょっとした興味をきっかけに関心が広がることもあります。そんなささいなきっかけが、いずれ具体的な考えや行動につながっていくのでしょう。

これからも牡蠣を楽しみたいから、私も考えます。牡蠣を食べるたびに・・・。

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この記事への2件のフィードバック

Good research!!! Ganbatte!!!

Thank you for your comment! Ganbarimasu!!

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