5月23日は分類学の「父の日」

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1707年5月23日はカール・フォン・リンネ(Carl von Linné)の誕生日です。

スウェーデンの博物学者で、「分類学の父」と呼ばれています。

現在使われている「学名(がくめい)」を体系化しました。

 

ここで、「学名ってなんやねん!」と言いたくなるかと思いますが、

これは「世界共通の生きものの名前」のことです。

 

安曽の専門の「古生物学(こせいぶつがく)」を語る上で、「学名」はかかせません。

なぜなら、古生物学では「和名(わめい)をほとんどつけないからです。

 

今度は「和名って何ぞや?という疑問がわくかと思いますが、

これは「日本語の生きものの名前」のことです。

学名と和名

私たちが(日本で)普段見る生きものには、ほとんど和名がついています。

しかし! 昔の生きもの「古生物」には和名がほとんどありません。

(一般に普及したい化石などにはついていることもあります)

 

そのため、「学名」に親しんでいただきたく、簡単にご説明します。

生きものを分類するとき、大きなグループから小さなグループに分けていきます。

分類

この一番小さいグループである「属(ぞく)と「種(しゅ)という2つの分類の名前を組み合わせたものが「学名」です。

この方法をリンネが体系化したので、「リンネの二名法(にめいほう)と言われています。

 

 リンネの二名法

簡単ですよね(無理やり)

 

 

ただ、学名(をカタカナに表記したもの)を見ると、呪文のような名前(ラテン語)なので、「とっつきにくい」と感じられているのではないかと心配になったりします。

呪文のような学名

ここで挫折しないでください。

 

コレ(プランクトンの化石)何かの形に似ていませんか?

 サターナリス

Photo by Simon Haslet(0011 Saturnalis circularis Haeckel)

(http://www.flickr.com/photos/profsimonhaslett/4369517499/)

 

球形に輪っかがあって、土星っぽいですよね(無理やり)

学名は「サターナリス・サーキュラリス(Saturnalis circularis)」。

土星(Saturn)からきています。

 

 

古生物は、その形の特徴にちなんだ名前がつけられることも多いです。

なんだか学名が身近になってきませんか?

 

ちなみに安曽(あんそ)の名前が混じった化石があります。

アンソシルティディウム・オフィレンス(Anthocyrtidium ophirense

何に似ているようにみえますか?

アンソシルティディウム

Photo by Simon Haslett(0095 Anthocyrtidium ophirence(Ehrenberg)

(http://www.flickr.com/photos/profsimonhaslett/4370271182/) 

出典元から90度回転して載せています。 

 

アンソ(Antho-)は、「花(のような)」という意味です。

 

 

まあ!(急に上品になったりして)

 

 

今後も、「花のような(自称)」アンソのお話におつきあいいただければ幸いです...

リンネさんおめでとう

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