【速報:アイソン彗星】何とか尾が撮れたけど、肉眼では全く見えませんでした

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あまり綺麗な写真ではありませんが、速報ということでお許しください。

アイソン131117440

11月17日未明のアイソン彗星 千葉県内にて 谷 明洋 撮影

11/17 5:08 D600 ズームレンズを300mm/F6.3で使用 スカイメモR

ISO1600 20秒間露出の2枚を合成 彗星部分を拡大

 

彗星独特の青白い光と、うっすらと右上方向に伸びる尾を何とか写すことができました。ただ、肉眼ではどんなに頑張っても、存在を確認することすらできませんでした。今後に大変身する可能性はありますが、今のところ、「『みなさんに今すぐ、ぜひ見てほしい』という状況にはほど遠いかな」というのが正直な印象です。

アイソン彗星はここ数日、遅ればせながら着実に明るくなってきているようですこの程度しか撮れなかったのは、谷の実力不足はもちろんですが、満月直前の明るい月が西の空に残っていた影響も少なからずあるでしょう。月明かりがなければ肉眼で見えた可能性もありますし、月明かりがなかった16日未明には実際に、各地でもっと美しい写真が撮影されています。

 

ただこの先の11月に限って言えば、アイソン彗星は月明かりがある中での観測が続きます。日ごとに見える位置が低くなっていくことも加味すると、双眼鏡があっても「綺麗な姿を簡単に楽しむ」とはいかない可能性が高いと思います。(急に増光する可能性もゼロではないので、油断はできませんが)。

 

発見当初は「今世紀最大級になる」と期待されたアイソン彗星。期待したいのは、太陽接近後の12月上旬です。見応えのある姿に大変身してくれることを願いましょう

 

ここまでで一度、速報としてアップいたしますが、続報として撮影記を(たぶん)本日中に追記しますので、再度お読みいただければ幸いです。

また、12月上旬に大彗星となる可能性や観測の楽しみ方なども、近日中にこのブログで説明する予定です。未来館の展示フロアでも「ほんとに見えるの?アイソン彗星」と題したサイエンス・ミニトークを行っておりますので、ぜひ足をお運びください。

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この記事への3件のフィードバック

23日には全く探せず、24日に水星、土星と三角形をなすような小さいかすかな光をみました。双眼鏡使用(しかしこれはコンサートで使うような簡易的な小さなものです)
肉眼では見えませんでした。この暗いのが彗星だったのでしょうか?12月、条件が良ければ尾っぽは肉眼でも確認できるものなんでしょうか?本当にあの筋を肉眼で見えるのでしょうか?私オーロラは肉眼では青白く見えて、カメラじゃないとなかなか緑で見えないってこの前初めて知ったのです。今回も写真じゃないと無理ですっってことになりませんか?本当に見たいのです。

すいません、私が彗星だと思ったのはこと座でした。ショック。
でもその星より暗いのであれば所詮わたしの双眼鏡では見えなかったでしょう・・12月はがんばりたいです。失礼しました。

わんこさま

奇遇、というのでしょうか。実は私も、23日の観測では雲に隠されてほとんど見えず、24日は水星、土星と三角形をつくる別の星を、アイソン彗星と見間違えてしまいました。とくに24日は非常に空の低い位置に出てきたので、条件がとても厳しく、写真での存在確認がやっとでした。

12月に尾が肉眼で見えるのか。こればかりは、現時点では「分かりません」と申し上げるしかありません。私も期待しておりますが、オーロラのように写真じゃないと確認できない程度に終わる可能性もあります。詳しくは、25日にアップした「結局どうなる?アイソン彗星」の記事をお読みいただければと思います。

12月はもちろん私も頑張りたいですし、アイソン彗星にも頑張ってもらいたいな、と願うばかりです。

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