【速報】2016年ノーベル化学賞は分子マシンの合成と設計

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今年2016年のノーベル化学賞は、フランスのストラスブルグ大学のJean-Pierre Sauvage博士、アメリカのノースウエスタン大学のSir J. Fraser Stoddart博士、オランダのグローニンゲン大学の Bernard L. Feringa博士に贈られます。

受賞のテーマは「分子マシンの合成と設計」です。1980年代や90年代に行われた研究で、現在では非常に基礎的な手法となっています。

エネルギーを加えると動く、モーター分子などに応用されています。できあがる分子マシンは数ナノメートルレベルです。つまり、100万分の数ミリレベル!

化学の根本は電子の流れ。シンプルな分子だと、電子の流れもスムーズで分子としてまとまりやすいのですが、たくさんの原子からなる大きくて複雑な構造の分子になると電子の流れが悪くなり、分子としてのまとまりが悪くなります。受賞の理由にある「設計」とは、こうした電子の流れをきちんと計算して分子の合成を行っているという意味です。

このところ、「生理学・医学賞で受賞してもおかしくないのではないの?」「これは物理学賞では?」というようなテーマが多かったのですが、今年のノーベル化学賞はな有機合成。純粋な化学といえるでしょう。

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