意見を寄せてみませんか?~人工知能と私が関わる視点から~

 ブログをご覧の皆様はじめまして。今年の4月に参りました、眞木まどかです。



 最近、人工知能についてのニュースを聞いた方はいらっしゃいますか。また、社会に人工知能が入ってきたら、私たちの未来はどうなるのだろう?と考えたことはありますか。

 その人工知能に関して、内閣府が現在、広く一般からの意見を募集しています。私は、読者の皆さんにも意見を投稿していただきたいと思い、このブログを書いています。

 日本が目指すべき社会を科学技術の視点から示した「科学技術基本計画」というのがあるのをご存じでしょうか?

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中国・北京見聞記①  なぜ往復の時間が違うのか?China records (1) - What causes the flight time differences?


行ってきました、中国・北京!
We visited Beijing, China!

20160610_shimizu_01.jpg(左端が筆者、左から3番目が毛利館長)
(1st from the left is me, 3rd is our chief executive director Dr. Mohri)

こんにちは、志水です。
北京に向かったのは、科学コミュニケーターの志水・古澤を含む未来館のスタッフ。去る5月18日~20日に開催されたアジア太平洋地域の科学館スタッフが集まる「ASPAC2016」に出席するためです。
Hi! I'm Masa.
We, science communicators, K, Chen, and me visited Beijing to attend the annual ASPAC (Asia Pacific Network of Science & Technology Centres) conference from 18th to 20th May.

今回からシリーズで、北京での体験をご紹介しましょう。
1回目は、東京から北京に飛んで感じた「飛行機のミステリー」をお送りします。
Let me share my experiences in Beijing.
Today is "Flight mystery" from Tokyo to Beijing.

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(東京・北京間は約2,100km。)

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この日語られたこと、考えたこと④ ~個人と社会は何をすべき?参加者の意見~

今回のイベントでは、参加者に以下のようなワークシートをお配りし、「今後、福島で甲状腺がんが多発する可能性が考えられる。他の健康リスクも高い。この状況に対して今、私達は何ができるのか?何をするべきなのか?」に対して、個人でできる/すべきこと、そして、社会でできる/すべきこと、を記入していただきました。
 
いただいた意見やアイデアを内容ごとに分類して紹介します。トークイベントの内容はこちらのブログ()をご参照ください。
 
 
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この日語られたこと、考えたこと③ ~白熱したディスカッション~

トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響-科学で示す、社会が選ぶ-」の実施報告です。過去記事はこちら()。

続いては、第3部。津田教授、越智医師、参加者全員でのディスカッションで語られたことをお伝えします。


<1> 津田教授パート(リンクはこちら)

 1. 低線量被ばくによる発がんリスクは?

 2. 福島県民調査における甲状腺がんの検出

<2> 越智医師パート(リンクはこちら)

 3. 震災による健康影響(福島の医療現場から)

<3> 全員で

4. ディスカッション「個人と社会は何をすべきか?」


 

 

4. ディスカッション 「現状を踏まえ、個人と社会は何をすべきか?」

参加者からは様々な意見とアイデアが出てきました。それに対して津田教授と越智医師がコメントする形で議論を行いましたので、いくつか紹介いたします。

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この日語られたこと、考えたこと➁ ~震災によって起こった健康被害~

 

トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響科学で示す、社会が選ぶ」の実施報告②です。(①はこちらからご覧ください

続いては、第2(越智医師パート)で語られたことです。

 


<1> 津田教授パート(リンクはこちら)

 1. 低線量被ばくによる発がんリスクは?

 2. 福島県民調査における甲状腺がんの検出

<2> 越智医師パート(この記事です)

 3. 震災による健康影響(福島の医療現場から)

<3> 全員で

4. ディスカッション「個人と社会は何をすべきか?」


  

  

3.震災によって起こった健康影響とは?

「私たちが議論しているのは、こういう地域です。原発から60kmくらい離れていて、普通に車が走っていて、スーパーでは野菜が売っていて、子ども達は普通に遊んでいます。明るく暮らしています。そういう風に普通に人が暮らしている町の話をしていることを知っていただきたいです。見たことも無い町だと、"数字"にとらわれてしまいがちですが、私たちが話をしているのは、普通に人が暮らしている場所だという認識をもって聴いていただけたらと思います」。このようなお話から、越智医師のトークは始まりました。

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越智医師は、福島で起こった健康被害は、放射線のよる被害よりもはるかに多くて緊急性の高いものだと言います。では、震災によってどんな健康影響が生じたのでしょうか。

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この日語られたこと、考えたこと➀ ~低線量被ばくの発がんリスクと福島の甲状腺検査の結果の解釈~

震災から5年の翌日3/12(土)に、震災トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響-科学で示す、社会が選ぶ-」が日本科学未来館で開催されました。

160704 niiyama_001.png(左:津田敏秀教授、右:越智小枝医師) 

 

160704 niiyama_02.png(会場の様子)

2011年3月11日に起こった原発事故。

放射性物質が広範囲に飛散してしまいました。多くの地域が経済的ダメージを受け、地域住民は長期化する避難生活とコミュニティー機能の低下のもとで、健康リスクの高い状態に陥っていることが心配されています。健康リスクという面から今の福島を把握し、今後の福島と日本をよりよい状態に持っていくために、社会は、そして個々人は何ができるのでしょうか?また何をすべきなのでしょうか?そのことを、疫学研究者と現場の医師という異なる立場の講師と、一般の参加者全員で話し合うことを目的としたのが、今回のイベントでした。

160711 niiyama_09.png(クリックで拡大します)

 

お招きした二人の講師は、疫学研究者の岡山大学環境生命科学研究科津田敏秀教授と、相馬中央病院の内科診療科長の越智小枝医師です。

津田教授は福島県が行った甲状腺検査の結果を分析し、「福島では20~50倍の甲状腺がんの多発が起こっている」と報告する論文を、2015年10月に国際的な疫学専門誌であるEpidemiologyで発表しました。津田教授は、「甲状腺がん多発の要因は放射線被ばくによる」と主張しています。

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しかし、津田教授の分析や主張に対して、「分析に不適切な仮定がある」、「福島で見つかった甲状腺がんは、被ばくの影響とは考えにくい」、「過剰診断である可能性が高い」と反論する研究者もいました。そこで、トークイベントというオープンな場で、津田教授がどのような方法で甲状腺検査の結果を分析したのか説明していただき、分析方法に対する反論を紹介しながら検証を行いました。

一方、越智医師は、避難行動による環境変化や、避難生活の長期化で日々の買い物や仕事などといった生活の基盤が大きく損なわれたことが、住民の健康に深刻な影響を及ぼしている実態に目を向けてほしい、と訴えておられます。

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越智医師は、相馬中央病院で内科医として日々住民の方を診ています。そこで、震災により福島では実際にはどんな健康被害があったのかをお話いただくとともに、「この状況で、私たちは個人として社会として何ができるか」を考える上での重要な視点について、お話いただきました。

 

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さて、参加者66名と、疫学研究者と現場の医師。

この日、どんな話が語られたのでしょうか。

講師や参加者の話を聴き、どんな考えや意見が生まれたのでしょうか。

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ググッと成長できる夏休み。1日科学コミュニケーター体験がはじまる!

みなさーん、こんにちは。科学コミュニケーターの田代修平です!
私は今年4月、未来館にやってきました。
よろしくお願いします!

未来館には、いろんな方が訪れます。そんな皆さんと科学についてお話しながら、科学を通して探究することの楽しさや大切さを感じています。
そんないろんな来館者と、これまたいろんなタイプの未来館の先輩たちとに囲まれて、たくさん学びながら、毎日を過ごしています!

昨日も勉強、今日も勉強、明日も勉強・・・

そうこうしているうちに、気づけばもう7月。
そしてあっという間に、もうすぐ夏休みなんですね。

早―い!
みなさんは、夏休みの計画は、もういろいろと考えていますか?
どこかへ行くなら早めの準備がいいですよ。
何でかって?そりゃあ準備のときからウキウキできるから!今からウキウキしたほうが楽しいでしょう?ところでみなさん、夏といえば何を思い浮かべます??
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夏といえば、海!
夏といえば、スイカ!
夏といえば、花火!
夏といえば、日本科学未来館!


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動詞で考えてみよう
 ~好きなこと(たとえば宇宙)を仕事にするために~

名詞(好きなこと)に動詞を掛け合わせて考えると、

イメージが少し明確になるかもしれません。



たとえば「宇宙」が大好きだったとして、どんな研究や仕事や活動があるでしょうか?



「宇宙」は、名詞。分野・フィールド・業界などに当たります。



その「宇宙」という名詞に、どんな動詞を掛け合わせることができるでしょうか?

少し、考えてみてください。



「宇宙を○○する」

「宇宙に○○する」

「宇宙で○○する」


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みえる人とみえない人はアンドロイドに何をみた

未来館の展示を誰かと一緒に見て語り合ったら、新しい発見があるかもしれません。

それも、自分とは立場が違う人――たとえばそれが、視覚障害者と晴眼者(見える人)だったなら?

 

2015年の12月、「みえる人とみえない人のミライカンバセーション ―ロボットとわたし」というタイトルで行ったイベントの一幕を紹介します。

 

このイベントは「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のみなさんと一緒につくりました。
この団体に所属する「視覚障害者であるナビゲーター」と科学コミュニケーターと参加者で10人弱のチームを組み、未来館の展示を見学します。"見学する"と言っても、ナビゲーターは全盲のため展示が見えません。そこで、展示が見える方に、色や形、大きさなどといった「みえるもの」を言葉にしてもらいます。もう1つ大切なことが「みえないもの」です。みえないものとは、展示を見て感じたことや考えたこと。
参加者には晴眼者も視覚障害者もいて、視覚の程度は人それぞれです。それぞれの立場からみえるものを言葉にし、見たことや聞いたことから感じたみえないものを語り合います。

 

ナビゲーターは、展示の姿を想像し、想像しきれない部分を質問していきます。

 

たとえば、Geo-Cosmosを見ていたとき。

20160619kumagai01.jpg(上の写真は、地球の姿を映し出した大きな球型のディスプレイであるGeo-Cosmosとそれを見て語り合うチームの様子)

 

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アルクダケを体験できるのはあとムイカダケ!

ブログをご覧の皆様、こんにちは。科学コミュニケーターの野副です。2015年7月15日に公開したメディアラボ第15期展示「アルクダケ 一歩で進歩」はもうご体験していただけましたか?展示期間は6月27日の月曜日まで。あと6日間だけです。おかげさまで公開以来、これまでに9万人を超える方々にご体験いただいております。......9万人ですよ、9万人!!

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なぜわたくしは「!」マークまで付けて「9万人」という数字を喜んでいるのか。その9万人の中身がすごいのです。あ、本題に入る前に、アルクダケってなんじゃそら?という人はこちらをどうぞ!

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