お米を「つくる」「食べる」とは?
 ――ビューティフル・ライス展、始まりました


シンプルな「農」と「食」の営みを、科学の視点で展示にしました。


未来館の1階コミュニケーションロビーで、特別展示「ビューティフル・ライス ~1000年おいしく食べられますように」が始まりました。2018年1月8日(月・祝)までです。

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イラストや民俗資料、食品サンプルなどがふんだんにあるので、何となく眺めるだけでも楽しんでいただけることと思います。

でも、せっかくの機会。この展示に込めた意図などを少しだけまとめますので、よかったらお付き合いください。


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危険をさがして 地震に備える
~団体プログラム「地震の国で生き残れ!」遠隔授業 実施報告~

 

こんにちは!科学コミュニケーターの坪井です。
ハロウィンの翌日である、11月1日。私はこんなことをしていました。

20171101_tsuboi_01.pngパソコンと大きなディスプレイを見つめる科学コミュニケーターの宗像と坪井
何してる?

ゲーム? いえいえ、違います。
これ、中野区立緑野小学校との遠隔授業を行っているのです。

未来館では、来館する学校団体向けに提供しているプログラムがあります。その中から、30 min.サイエンス「地震の国で生き残れ!」を、今回、新たな取り組みとして、テレビ会議システムを使って行いました。

プログラムはどんな内容なのか?また、画面の向こうの子どもたちからはどんな反応が返ってきたのか、その様子をレポートします。

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自由研究でみーつけた! 自分の世界が広がる楽しさ

 

こんにちは!科学コミュニケーターの坪井です。
最近、とても嬉しいことがありました。

それは、これ!

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このスケッチブックは、東京都中央区在住 小学5年Aさんが夏休みの自由研究として気象について調べたことをまとめたもの。

これを見せに、先日Aさんがわざわざ未来館にきてくれたんです!

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Lesson #3.11プロジェクト
6年半でわかってきた原発事故による海洋への影響と現状

こんにちは。 科学コミュニケーターの森脇です。

2011年3月11日に起きた大地震と原発事故。
あれから、6年半が経ちました。
3.11後に研究を始めて今だからこそ分かってきた科学的データがある。
それを皆さんに正しく伝えたい。
その想いでこのブログを書いています。

3.11の教訓を、私たちのこれからの暮らしにどのように活かしていくのか。
未来館では、3.11に起こった事象とその後について、科学的データに基づいて情報発信し、今、そしてこれから、何を考え、何をしなければならないのか、皆さんと一緒に考える活動「Lesson #3.11」を続けています。これまでの活動内容についてはこちらよりご覧いただけます。


そして、世界中から科学館関係者が集まる「SCWS 2017」に合わせて、11月14日(火)から17日(金)まで未来館5階 Miraikan Cafe前にてパネル展示を行います。

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そのうち、16日(木)、17日(木)は通常どおり開館しており、皆さまにもパネルをご覧いただけるのですが、今回は世界中の人が読めるよう、すべて英語のパネル.........

ということで、このブログではその内容の一部を日本語で紹介します。この記事で取り上げるのは、海洋とそこに含まれる放射性物質についてです。

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科学は好奇心、好奇心は文化

科学者は難しい専門的なことを研究していて、なかなか一般の人々には気づいてもらえないなと日々思っていました。でも、毎年一回、ほぼ必ず、「科学者が日本文化に貢献した」ことが表彰されていると気づきました。


 

皆さん、こんにちは。科学コミュニケーターの鈴木です。

 

10月24日の朝、いつものように私はテレビでニュースを見ていました。
布団の中で8割くらい寝ながら見ていたのですが、
「文化功労者」の文字が目に入ったことは覚えています。
そんな表彰みたいなものもあったなあ、
となんとなく見ていました。
テレビでは歌舞伎の中村吉右衛門氏を大きく取り上げており、
その後コシノジュンコ氏が紹介されたように記憶しています。
ほかの選出者は名前だけ出たのですが、
その一覧の中で個人的に知っている名前を見つけたのです。
化学者、村井眞二博士です。
(前職で私が所属していた研究プロジェクトの領域アドバイザーを務めていらっしゃったので見慣れたお名前でした)


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(写真提供:村井眞二博士)

 

村井眞二博士、文化功労者へのご選出おめでとうございます!

 

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タスマン海の上で地球の謎に挑む研究者の2ヶ月間

20171031_tsuboi_01.jpgアメリカの深海掘削船「ジョイデス・レゾリューション(JR)

 中央にそびえ立つ61.5 mのやぐらが目を引く、アメリカの深海掘削船「ジョイデス・レゾリューション(JR)」。日本の地球深部探査船「ちきゅう」と同様、世界中の海の下に眠る岩石を掘削して、地球の歴史を解明するための科学掘削船で、約2ヶ月にわたる研究航海へと年間5回ほど旅立っています。

 
 この船に乗り込む研究者はどんな想いで航海に挑み、どんな2ヶ月間を過ごしているのでしょうか。
 
 

20171031_tsuboi_02.JPG松井浩紀さん。手に持っているのは、掘削した海底の堆積物です。(JR船内にて)


 
 松井浩紀さん(乗船時は東北大学 理学研究科・研究生、現在は高知大学 海洋コア総合研究センター・特任助教)は、オーストラリア南東に広がるタスマン海を、7月末から9月末までかけて調査する航海に参画した研究者の一人。今回の航海にかけた想いからその面白さまで、たっぷりと話を聞いてきました。

 

 

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今年のお月見は土星の「月」に注目しました!
地球に似た衛星「タイタン」の魅力を探る
【地形と気象編】

科学コミュニケーターの渡邉です。

前回のブログでは、土星の衛星「タイタン」は土星探査機カッシーニが到着するまでは謎に満ちた衛星だったんだ、というところで話が終わってしまいました。

というわけで、お待たせしました!本記事ではいよいよ、カッシーニや着陸機ホイヘンスが見てきたタイタンの素顔をご紹介します!


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ボイジャー2号が撮像したタイタン



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人間を科学して行き着いたのは?──未来館の常設展示より

展示について、来館された方とお話しし、

疑問や気付き、感想を共有していただき、

そこから自分もまた、何かを学んでいく--。


科学コミュニケーターとして、「楽しい」と思うひとときです。


そんな学びの"循環"が、ブログでもできたら良いなぁ--。


というわけで、未来館の常設展示をブログでご案内してみます。

なるべく、展示の前にいるような感覚になってもらえるように。


では、ようこそ!(ブログ上のバーチャル)未来館へ。

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未来館のシンボル展示は、地球型ディスプレイのGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)。

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Geo-Cosmos


きょうのお話は、この地球に暮らす私たちの未来のこと。

...なんですが、地球や未来って、いきなりだとちょっと壮大ですよね。


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考えてみよう!光格子時計で重力波を検出できる?できない?

こんにちは!科学コミュニケーターの坪井です。

高知尾が予想していた重力波が、ノーベル物理学賞を受賞しましたね!ノーベル財団による発表を生中継していた未来館のニコニコ生放送でも大変盛り上がりました。

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私が予想していたのは、光格子時計
前日に発表された生理学・医学賞の受賞テーマが体内時計だったため、「時計つながりで来るかも?!」と思いましたが、来年以降に期待したいと思います!

さて、その光格子時計の予想ブログに、とても鋭い質問をいただきました。


質問です。重力の強さにより、時間の進み方が変わるとのことですが、この精密な光格子時計で時間の進み方のズレを検出することで、そのズレ方の違いを検出して、重力波の検出には使えないのでしょうか?



「光格子時計で重力波を検出できるのか?」というご質問です。

高知尾とともに、他の科学コミュニケーターや知人の研究者の意見も聞きながら考えてみたら、頭をぐるぐるさせる面白い議論に発展しました。

これは、コメント欄の返信では書き切れない!!

ということで、この記事では、私たちが、何をどうやって何を考えて、どういう結論にいたったのかをご紹介します。
(あくまで私たち科学コミュニケーターがわかる範囲で考えたアイデアであって、必ずしも正しくお答えできてないかもしれないことを、ご了承ください。突っ込みも歓迎します)

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スポーツコミュニケーターはじめました その3
体操競技、鉄棒は鉄?

みなさん、こんにちは!科学コミュニケーターの片平です。今回もスポーツコミュニケーターとしてお届けします。

さて、今回取り上げるのは体操競技です。

しかし、今回のテーマは選手の話ではありません。体操競技に使われる、鉄棒のお話です。テレビなどで見る体操競技の鉄棒って、演技中に大きくしなっていたりして、学校や公園にある、あの鉄棒と全然違いますよね。以前は製鉄業に携わっていたため、鉄にはひとかたならぬ思い入れのある私・片平。「鉄棒っていうけど、あれは本当に鉄の棒なの?」──そんな疑問から、セノー株式会社企画開発部で体操競技用具の設計・開発を行っている濁川 靖(にごりかわ・やすし)さんにお話を聞いてきました。

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