いざ参らん!ノーベル賞のその先へ(生理学・医学賞編)

ノーベル賞を受賞した研究分野は、それで「ゴール」というわけではありません。 研究者の皆さんは、「その先」「もっと先」を明らかにすべく、日々研究を進めています。

こんにちは。志水です。

今年のノーベル賞は、日本の研究者が受賞したこともあり、大変盛り上がりました。 我々、科学コミュニケーターもテレビに出演するなど大忙しでした(ふぅー)。

でも、このお祭り騒ぎの裏で、今日も研究者の皆さんが地道な研究を進めています。 そこで私は、埼玉県和光市にある理化学研究所脳科学総合研究センターで、日本を代表する2人の研究者にお話を伺ってきました。

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お二人は今年のノーベル賞の対象となった研究分野を手がけていて、「その先」を明らかにしようと奮闘されています。

今日ご紹介するのは、脳の研究をなさっている山口陽子先生。

(宮脇先生にノーベル化学賞について伺ったお話は、次回のブログでご紹介します。)

脳、といえば、今年のノーベル生理学・医学賞は脳に関する研究に贈られました。 今年の受賞内容は、今後どのように展開されていくのか、 わくわくするような最先端を覗いてみましょう!

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イベント報告 サイエンティスト・トーク「数理モデリングで感染症の広がりを防げ!-数理モデル大実験-」

7月20日(日)15:00~16:00に東京大学生産技術研究所の占部千由特任助教にお越し頂き、サイエンティスト・トーク「数理モデリングで感染症の広がりを防げ!-数理モデル大実験-」を開催しました。 本イベントは、メディアラボ第13期展示「1たす1が2じゃない世界-数理モデルのすすめ」の関連イベント。 当日の参加者数は、定員40名を超える66名でした!

 

当日の様子は、Miraikan Channelにアップされていますので、まだの方はぜひご覧下さい!

 

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大人も子供も、電子顕微鏡にときめいた!(リアルラボ@日立ハイテクノロジーズ)

 

こ・・・これは何でしょう!?

(うっ・・・ときめかない・・?)

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こちらは、7月30日(水)開催 リアルラボ@日立ハイテクノロジーズ 「~工場に行って・みて・考えよう!電子顕微鏡とわたし~」でみごと「ベスト・オブ・デンケン」に輝いた電子顕微鏡写真。シダ植物の葉の裏側を、250倍に拡大したものです。

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サイエンティスト・クエスト➀災害のときの「逃げ道」について語り合う。

あなたと科学の接点は、どこにあるのでしょうか?

みなさんの未来をつくる「科学」。世界をかえる「科学」。

ときに「科学」は、私たちに新しい視点をもたらします。そして誰かが見た新しい世界を、自分も見てみたいという思いをかきたてます。

サイエンティスト・クエストは、第一線の研究者とみなさんが一緒に、答えのない疑問に向き合う場。まずは研究者が、自らの研究とみなさんの生活をつなぐ「問い」をひとつ投げかけます。この「問い」を入り口に、新しい科学と自分のくらしの接点をさぐります。

一日3回のトークでは、参加者とのやりとりによって、問いの内容も徐々に変化していきます。さまざまな分野の第一線で活躍する研究者を迎えて定期的に行う、あたらしい対話の場です。

 

9月7日(土)にサイエンティスト・クエストの第一回目の講師として、来ていただいたのが辻順平さん

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21世紀を照らす光 どんな未来につなげたいですか

 

白熱電球が20世紀を照らしたが、

   21世紀はLEDの光に照らされる。

 (原文=Incandescent light bulbs lit the 20th century;

  the 21st century will be lit by LED lamps.)

 

2014年のノーベル物理学賞を発表したノーベル財団の広報文で、特に印象的だった一文です。日本の3人の研究者による「白色光源を可能にした青色発光ダイオード(LED)の発明」。広報文では、高いエネルギー効率や長い寿命が、人類や地球環境に恩恵をもたらすことが高く評価されていました。

 

私たちの日常生活にとても身近で、世界を良くしていく光。日本の研究の成果が、世界にどんどん広がっています。そしてだからこそ、みなさんと一緒に考えたいことがあります。

 

 この光を私たち一人一人がどう使っていくのか。

 

 たとえばみなさん、明るい夜は好きですか?

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もちろん今回も初づくし!

ブログをご覧の皆様こんにちは。科学コミュニケーターの野副です。

わたくし、実はブログを書くのがメチャクチャ久しぶりだったりします。そんなわたくしがお伝えするのはLED......じゃありません。蛍光顕微鏡でもありません。......ええ、ノーベル賞と関係のない、UNI-CUBに関するお話です。ブログのエントリーを検索してみると、前回、UNI-CUBに関して書いたのはなんと昨年の9月3日。

......げっ! 一年以上も前じゃないですか!!

UNI-CUBに関する最新のエントリー自体も、今年の5月19日(科学コミュニケーター蒋のブログ)が最後で、そこから数えても約5ヶ月ぶり。そんなメチャクチャ久しぶりな今回のお話はもちろんこれ!

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じゃじゃ~ん! UNI-CUBステーション!! 10月1日からオープンしております!!! ......そう、ついに! 来館者の方々に、UNI-CUB βを体験していただける日が来たのです!!!

興奮しすぎてビックリマークを連発してしまいました。ノーベル賞の興奮には負けるものか。

......って、写真だけ見ても何のことかピンと来ない人は、こちらこちらをご覧ください。 そもそもUNI-CUBってなぁにという人はこちらもどうぞ。

もちろん、タイトルどおり、今回も「」がいっぱい!

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【2014年ノーベル物理学賞】 「青」に捧げた人生~なぜ30年もかかったのか?

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私たちの生活に欠かせない「青色発光ダイオード」

2014年のノーベル物理学賞は、この青色に人生を捧げた男たちに輝いた。

世界が「青」を求めてから、実現するまでにかかった時間は30

その間には、どんな壁があったのか。どんなひらめきがあったのか。

研究者の挑戦の歴史をひもといてみよう。

 

こんにちは福田です。物理チームでは傾向を考える「予想屋」という役目を担いました。ニコ生では、八百屋のおじさんのような格好をしていたものです (※競馬の予想屋のつもりだった)。物理学賞については発表当日に、田村が解説記事をアップしていますが、このブログでは「なぜ30年もかかったのか」をテーマに書いてみようと思います。

 

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【2014年ノーベル化学賞】限界を超えて、見たい世界がある!

こちらのブログは2014年10月9日にノーベル化学賞の詳報として公開したブログです。化学賞発表から一夜明け、さらに受賞内容を整理したところ、昨日お届けした内容に若干の修正が必要であることが判明しましたので、修正を加えた上で昨日お届けできなかった詳細情報をお届けします。

 

未来館ではノーベル賞のお祭り騒ぎが続いております!

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Eric Betzig博士(アメリカ)       

Stefan W. Hell博士(ドイツ)

William E. Moerner博士(アメリカ)

 

テーマは「超高解像度の蛍光顕微鏡開発」

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【速報】今年のノーベル化学賞は超高解像度の蛍光顕微鏡!

今年のノーベル化学賞は超高解像度の蛍光顕微鏡を開発したEric Betzig博士、Stefan W. Hell博士、William E. Moerner博士に贈られました。賞金は3等分されるそうです。


光学顕微鏡では200ナノメートル以下を見ることができなかったのですが、今では、それ以下を見ることも可能になっています。200ナノメートルは、バクテリアのサイズ以下。ウイルスやDNA、1つのタンパク質までも見ることが可能になりました。

ヘル博士のアイデアによるSTED(STimulated Emission Depletion:誘導放出制御)顕微鏡は、光学顕微鏡にもかかわらず、光の波長よりも短いものを見ることができます。これはそれまでの常識を打ち破るものでした。これを可能にしたのはちょっとトリッキーなやり方です。科学コミュニケーター松浦が、レーザー光を使った1分子計測法を今年の予想ブログで紹介していますが、この原理を巧みに使っています。まず、レーザー光でサンプルを励起させ、その後に、見たいもの以外は抑えるような別な光をあてて、見たい物だけを光らせます。

 

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2014年ノーベル賞 皆さまの予想~化学賞

科学大好き、お祭り大好きな皆さま、こんばんは。

昨晩は「科学&お祭り好き」冥利につきるような一日でしたね。

今日は自然科学三賞のトリを飾る化学賞です。私たちの投票サイトは、なぜか、一昨日からアクセスが急増。皆さまが挙げる方々も増えてきました。今年はどなたが受賞するのでしょうか?的中者は現れるのか?

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