みんなでかぞくを考える~誰もが生きやすい社会のために~

 

今年の1月27日、トークイベント「みんなでかぞくを考える~誰もが生きやすい社会のために~」を実施しました。今回は2015年度から続けてきたみらいのかぞくプロジェクトの最後のイベントとして、これまでの活動を締めくくるものでした。

みらいのかぞくプロジェクトでは、多様化する家族のかたちについて、科学技術だけでなく社会学や人の心といった観点も踏まえながら、誰もが幸せに暮らせる社会のあり方について語り合う場を作ることを目的とし、さまざまな活動を行ってきました。

これまでに家族にかかわる3つの科学技術を取り上げました。

 ヒト受精卵へのゲノム編集

 出生前検査

 第三者が介入する生殖補助医療

活動を通してたくさんの方からさまざまな意見をいただき、そこから何が課題であるかが見えてきました。プロジェクトの目的でもある「多様性を認めつつ誰もが幸せに暮らせる社会」のハードルになっている課題、すなわち3つのテーマに共通する"人の心"に関わる課題でした。

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チャレンジ!ノープラ生活(後半)

こんにちは!高知尾です。

前回から使い捨てのプラスチックを使わずに生活する一週間にチャレンジ中ですが、すでにいくらかのプラスチックを使ってしまっています。この先どうなるのでしょう・・・。
それでは、後半戦の報告です。ここからは少しさくさくといきましょう。

4日目

八百屋さんを何件か巡ってトウモロコシやトマトなど、包装されずにそのまま陳列された野菜を購入。
鶏肉もエコパック(紙とフィルムでできた袋。前回のブログを参照)で売られていることを発見し購入。

5日目

この日は郵便物を出す必要がありました。
近頃はコンビニで切手を買うことも多いですが、袋を断ると紛失するリスクもあるため、郵便局で購入しその場で直接封筒に貼ることで無駄な包装を避けることに成功。
しかし、その封筒はポリプロピレン(PP)の袋に入ったものを買わざるを得ませんでした。

また、愛用のノートを使い終え、新しく購入したため、ここでも梱包のPPの袋がついてきてしまいました。

食材は紙で包んでくれる肉屋を発見しましたが、やはり全体を包むポリエチレン(PE)の袋の使用は避けられません。
野菜は箱ケースで買いましたが、ミニトマトとさやえんどうはレジでPEの袋に入れられてしまいました。あふれかえる包装用プラスチックの波にだんだん流されてきてしまっています。

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チャレンジ!ノープラ生活(前半)

みなさん、こんにちは!科学コミュニケーターの高知尾です。

突然ですが、下の写真は何だと思いますか?

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この写真は、私が一週間の間に使用したビニール袋や食品トレイ、包装フィルムなどのいわゆるプラスチック包装容器を1Lの瓶に詰めたものです。

どうしていきなりこんな写真を載せたかというと、今から一週間前に遡ります。
私はノープラ、つまりプラスチックをなるべく使わない生活を実行することを決意したのです。そして、それでも出してしまったプラスチックのゴミがどのくらいの量になるかを見きわめるため、捨てずに貯めておくことにしました。それが、上の写真です。

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小学校と遠隔合同授業~3年生 理科の授業で「生き物に学ぼう」を実施~

今年の1月、都内の小学校と遠隔合同授業を実施しました。
中野区立緑野小学校と日本科学未来館を遠隔会議システム(RICOH UCS)で接続し、教室で行われる授業に、未来館にいる科学コミュニケーター宗像も参加しました。この日の授業は小学3年生の理科、テーマは「生き物に学ぼう」。未来館で実施している「バイオミメティクス」に関する科学コミュニケータートークを、教室にいる3年生の皆さんにお届けしました。

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明治時代からの贈り物

「100年以上続けられている実験がある」


そんな話を聞き、その壮大な実験を自分の目で確かめようと小樽にある「おたるみなと資料館」に行ってきました。
現地に到着し、見つけたのがこちら。

実験結果が貼られています。
海水の中で保管していたコンクリートの試験片(ブリケット)を引っ張って、十分な強度があるかどうかを確かめる「抗張力試験」の結果です。

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拡大すると......

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徳島県の中学校と遠隔授業~3年生「エネルギーの選択」を実施~


こんにちは!科学コミュニケーターの石田です。

私は2016年~2017年、高校生向け対話型ワークショップエネルギー編を実施するために種子島高校に通っていました。(報告ブログはこちら→種子島で対話型ワークショップをしてきました!

未来館のコンテンツをもっと広めたいけれど、種子島のような遠方に科学コミュニケーターが通うには限界がある...
ということで、未来館はテレビ会議システムを使用した遠隔授業に取り組んでいます!

その取り組みの一つとして2018年2月、中学生向けの団体プログラム「エネルギーの選択」を徳島県那賀町立鷲敷中学校3年生のみなさんに実施しました。授業に至るまでの経緯や授業の様子をご報告します。

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太陽系の外にはどんな惑星があるだろう?

ブログではお初にお目にかかります。科学コミュニケーターの福井と申します。以後、お見知りおきを。

今日は2018年1月13日に実施したサイエンティスト・トーク「第2の地球を探せ!~系外惑星探査最前線~」の内容を紹介いたします。

さて、惑星と言えば太陽の周りをまわる、水・金・地・火・木・土・天・海、8つの惑星を思い浮かべます。では、宇宙に惑星はこれら8つだけなのでしょうか? そして生命が暮らす惑星は地球だけなのでしょうか?これらの問いに答える研究成果が観測技術の向上によって次々に発表されています。

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情熱プレゼン! 脳科学の最前線 開催決定!!

あなたの好奇心を満たす脳科学の世界へようこそ

20180528_moriwaki_01.jpgSergey Nivens©123RF

ひとは、なぜ脳科学の世界に引き込まれてしまうのでしょうか。


来たる2018年6月9日(土)。

3人の新進気鋭の脳科学者が研究内容を紹介しながら、どんな想いで日々研究に取り組んでいるのか、そして脳神経科学への情熱や、その奥深さをお伝えするイベントが、日本科学未来館で行われます。

第一線で活躍している脳神経分野の研究者たちが、スポットライトを浴びてステージに登場。いま解き明かそうとしている脳の興味深い働きについて語ります。ご自身の印象的なエピソードや体験を交えながらストーリーテリング形式でお伝えするので、先生のお人柄もわかりますし、ありのままの研究の世界をのぞくことができます。脳神経科学が大好きな方だけでなく、これから研究の道に進みたいな...と考えているあなたにもおすすめのイベントです。

さて、当日のラインナップを見ていきましょうか。

今年も豪華な先生が登壇してくれますよ~!!!

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おむつは下水に流せません

こんにちは!科学コミュニケーターの伊達です。未来館に来る前は、メーカーでおむつの研究開発をしていました。ここからは、おむつマイスター伊達としてこのブログをお届けします。

先日、おむつをうっかり洗濯機で洗ってしまっても、塩を入れれば吸水ポリマー(以下、ポリマー)が溶けるので下水に流すことができる、と書かれたものをネットで目にしました。

洗濯機の中がポリマーだらけ...という経験は、子育てや介護をされた方は、一度はあるのではないでしょうか。

洗濯槽にこびりついた細かいポリマーを一つ一つ取り除く...気が滅入ると思います。塩を入れて流せば良いのならば、簡単にできます。

ですが、残念ながら、この方法は排水溝を詰まらせてしまう危険があり、お勧めできません。マンションのような集合住宅であれば、洗濯機からの排水溝が詰まると床に水があふれ出し、下の階にまで被害が及ぶおそれがあります。

面倒ですが、地道にポリマーを取り除くことがおむつメーカーの推奨する方法です。

おむつメーカー、花王株式会社が勧める対処方法を下に記します。もし、おむつを洗濯してしまった場合、参考にしてください。(参考:花王株式会社HP )

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マラソン選手も「もぐもぐタイム」はあるの?

初めまして、2017年4月に未来館に参りました、科学コミュニケーターの庄村優(しょうむら・ゆう)です。今日はスポーツコミュニケーターとしてお届けします。数年前まで、カーリングというスポーツをしていました。全日本選手権にも出場したことが、密かな自慢です。

少し前に、カーリングの「もぐもぐタイム」が話題になったのですが、覚えていますか?カーリングが注目されて、とっても嬉しい!と思っていたのですが、そんなに話題にされることだっけ?と疑問に...。

他のスポーツでは途中で何かを食べたりしないのでしょうか?

カーリングは試合時間がだいたい2時間ほどですが、同じく2時間も走っているマラソンでは、選手は何を食べているのでしょうか?

ということで、神奈川県立保健福祉大学で、スポーツと栄養の関係について研究している鈴木志保子(すずき・しほこ)教授にお話を聞いてきました。

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取材した鈴木先生は、とてもパワフルで、言葉のチョイスが面白い方。大学教授であると同時に公認スポーツ栄養士でもあります。「公認スポーツ栄養士」とは耳慣れない言葉かもしれません。このブログでは、公認スポーツ栄養士の仕事についても、紹介したいと思います。

20180501_shomura_01.jpg写真:鈴木志保子(本人提供)

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