社会は誰がカタチづくる?朝刊からのモヤモヤばなし...

登場人物 眞木(後輩科学コミュニケーター)
     伊藤(先輩科学コミュニケーター)

去る9月26日(水)の朝のこと...

眞木:(久しぶりに新聞でも読んで、いい文章を学ぼう)

スタスタ......サク  朝日新聞を手に取る

スタスタ......席に戻る──

眞木:(まずは一面から目を通そう......新聞のインクの匂いはやっぱりいい匂いだな〜新聞を読むのをもっと習慣化しよう〜〜
ん?「伊方原発の運転認める 広島高裁 差し止め仮処分取り消し」
読んでみよう。むむ、いったい何が起こったということ??)

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2018年未来館ノーベル活動を振り返る

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こんにちは!科学コミュニケーターの片平です。

自然科学3賞の予想、発表後の速報ブログとあわただしく続いた未来館のノーベル活動が終わりを迎えようとしています。

このブログは、ノーベル賞に関連した一連のイベントをひっそりと見守り、ニコニコ生放送では運営コメントを打っていた2人の科学コミュニケーター片平と宮田の振り返りトークです。(本当は2人とも関西弁なのですが、あまりにざっくばらんに過ぎるので、標準語に修正されています。あらかじめご了承ください。)

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1分農業ブログvol.2 ―"雑草"に潜む言葉の落とし穴―

こんにちは。科学コミュニケーターの綾塚達郎です。
1分農業ブログ第2弾をお送りいたします。


これは暑かった夏のある日のこと。

太陽の力をサンサンと得て、"雑草"たちが茂ります。
なんと強い"雑草"なんだろう...。

いったいどんな植物が生えているのか?
"雑草"を調べるために、近所でちょっとした採取をしてみました。

20181001_ayatsuka_02.jpg(すべて家にあるもの。蚊取り線香は欠かせない)

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【詳報】 2018年ノーベル化学賞!~タンパク質を進化させよ!~

皆さんこんにちは!科学コミュニケーターの梶井です!

2018年のノーベル化学賞。来ました。私たちがノーマークだった分野。

早速、受賞者と受賞理由の紹介からいきましょう。

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・フランシス・アーノルド(Frances H. Arnold)博士

受賞理由:「酵素の指向性進化法」

・ジョージ・スミス (George P. Smith)博士 ・グレゴリー・ウィンター (Sir Gregory P. Winter)博士

受賞理由:「ペプチドと抗体のファージディスプレイ法」

先生方、おめでとうございます!

ですが、受賞理由が専門用語ばかりでなんとも難しい...... そして、なぜ受賞理由が2つあるのか......

今回のキーワードは「進化」

このキーワードで、各先生の業績を順番に見ていきましょう。

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【速報】2018年ノーベル化学賞は進化をまねた有用タンパク質づくり方法の開発

発表されました。今年のノーベル化学賞は、米カリフォルニア工科大学のFrances H. Arnold博士、米ミズーリ大学のGeorge P. Smith、イギリスのMRC分子生物学研究所 Sir Gregory P. Winter博士に贈られます。

受賞テーマは医薬品などに使える有用な酵素や抗体を生物の進化のしくみをまねながら効率よくつくる方法の開発です。

詳細は、科学コミュニケーターがこのあとこのブログで解説します。お楽しみに!

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【詳報・応用編】2018年ノーベル物理学賞はレーザーの革新的な研究とその応用に!

こんにちは!ノーベル物理学賞チーム(通称ぶつりーず)の伊達です。

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昨日、2018年のノーベル物理学賞が、レーザーの革新的な応用と性能向上に貢献した3人の研究者に授与されました (下図)。

「光ピンセット」の発明と生体システムを解明するツールへの応用につなげたアーサー・アシュキン博士と、高強度の超短パルスレーザー光を生成する方法について研究を行ったジェラール・ムールー博士とドナ・ストリックランド博士です。

それぞれの発明の原理については、昨日、高知尾による解説記事にてご紹介しましたが、今回の記事では、そこで書ききれなかった「その発明がどのように社会で活用されているのか」についてご紹介します。

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【詳報・原理編】2018年ノーベル物理学賞はレーザーの革新的な研究とその応用に!

みなさんはレーザーと聞いて何を思い浮かべますか?

レーザーそのものを用いるレーザーポインターを始め、CDを読み取る装置やバーコードリーダー等にも使われています。産業や研究業界においても、物を加工する技術や距離を測る技術などとして、幅広く用いられています。

こうしたレーザーには、照明から届く光と異なりいくつかの特徴があります。それは、まっすぐ進む特徴である「直進性」や同じ色の光だけでできているという「単色性」、またエネルギーを一か所に集めやすいことなどです。 レーザーは1958年に理論が提唱され、1960年に初めて実現されました。それ以来、さきに述べた様々な応用につながっています。

今年2018年のノーベル物理学賞はレーザーの革新的な応用と性能向上に貢献した3人の研究者に授与されました。賞金の半分は、レーザーを用いた光ピンセットの発明と生物システムへの応用につなげたアーサー・アシュキン博士に、残りの半分が高強度、超短光パルスを生成する方法について共同で研究を行ったジェラール・ムル博士とドナ・ストリックランド博士に与えられました。

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【速報】2018年ノーベル物理学賞はレーザー研究で米・仏・カナダの先生方

2018年のノーベル物理学賞が発表されました。
レーザー物理の分野でブレークスルーとなった研究をなされた3人の先生方に贈られます。

米国のARTHUR ASHKIN博士、フランスのGÉRARD MOUROU博士、カナダのDONNA STRICKLAND博士です。Ashikin博士が賞金の半分を、残りの半分をMourou博士とStickland博士が分けることになります。

Ashikin博士はレーザー光を使って、原子や分子などを補足するレーザートラップ法を開発しました。この技術を使うと、細菌やウイルスなども傷つけることなく、つまみあげることができます。この技術は「光ピンセット」と呼ばれています。

Mourou博士とStickland博士は、高出力の非常に速いパルスレーザーを可能にする技術を開発しました。

このあとノーベル物理学賞チームこと「ぶつりーず」が詳しい解説記事を書きます。しばしお待ちを。

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【詳報】2018年ノーベル生理学・医学賞発表! 免疫を抑える仕組みの発見およびその仕組みを応用したがん治療法の開発

ジェームズ・アリソン博士、本庶佑博士、ノーベル生理学・医学賞受賞、おめでとうございます!!

   

未来館では2015年にお二人をノーベル賞受賞者候補に挙げておりました!

発表の瞬間、私たち科学コミュニケーターも歓喜の渦に沸きました!


今年ノーベル賞を受賞されたお二人は、私たちの免疫システムにブレーキをかける仕組みを発見し、それをがん治療に応用することで、これまでとは全く異なるタイプの第4のがん治療法を開発しました。

がんは毎年、世界中で何百万もの人を死に至らしめる病気で、がんを克服することは、人類にとって大きな挑戦であり目標です。お二人の研究によって、がん医療は大きく前進しました。

   

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(左)
ジェームズ・アリソン(James P. Allison)博士
テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(アメリカ)
(写真提供:The University of Texas MD Anderson Cancer Center)
(右)
本庶佑 博士
京都大学
(写真提供:静岡県立大学)

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【速報】2018年ノーベル生理学・医学賞はアリソン博士と本庶佑博士!

発表されました!
今年のノーベル生理学・医学賞はアメリカのジェームズ・アリソン先生と京都大学の本庶佑先生です!


免疫を制御する分子を発見し、それをがん治療への応用した研究が受賞テーマとなりました。

未来館では2015年にお二人の受賞を予想しておりました。
研究の詳細は2015年の科学コミュニケーター沈の記事をご覧ください。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/201509162015-2.html

本庶先生の研究成果を応用した抗がん剤「オプジーボ」は、すでに日本でも医療現場に使われています。
これまでの抗がん剤とは、まったく違うメカニズムで働く、新しいタイプの抗がん剤です。

アリソン先生、本庶先生、関係者の皆さま
おめでとうございます!

詳しい解説記事は、このあとお届けします。
しばし、お待ちください。

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