宇宙に挑む「中年の星」

いきなりですが、皆さんに質問です!

宇宙に"人"は住んでいるでしょうか?!

ためずに正解をいってしまいますが、いるんです!

でも、宇宙人とかそういう話ではなくて、上空400kmにある国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士たちが暮らしています。彼らは、重力がほとんどない宇宙空間でしかできない実験をしています。 現在6名の宇宙飛行士が滞在し、通常は半年に1回3人ずつメンバーを交代します。

そして、次にISSに行く44次/45次長期滞在クルーに任命された方々がこちら!

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JAXA/GCTC

後ろの国旗からもわかるように3カ国の方々が並んで座っています。

なんといっても一番右の腕に日の丸をつけた方が気になってしまいますよね!

油井 亀美也(ゆい きみや)さんです

油井さんは1970年生まれ、45歳の宇宙飛行士。「中年の星」と呼ばれ、注目を浴びています。さらに強調したいのが前職。航空自衛官のなかでも最も厳しいとされるテストパイロットの仕事に従事していました。軍用機から民間機まで操縦できる技術をもっているため、今回のミッションでもISSの運用やロボットアーム操縦などの活躍が期待されています

その油井さんを乗せた宇宙船の打ち上げが、

本日、5月27日だったのです!

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生まれる前の子どもの遺伝子をかえることが可能に?ゲノムを「編集」する時代へ

こんにちは。科学コミュニケーターの鈴木啓子です。

遺伝子組換えって最近はよく言葉では使うようになりましたね。例えば、お豆腐に入っている大豆、ポテトチップスに入っているジャガイモなんかには、遺伝子組換え作物を使っているかどうかの表記がされています。このように生まれてくる植物や動物の遺伝子を変える技術は、徐々に身近なものになってきました。

次は、人間の遺伝子を変える? そう考える人もいました。でも従来の技術では、人間で遺伝子組換えをするのはとても現実的とは言えなかったのです。というのも、遺伝子を完全に変えるには2つ以上の受精卵に操作を加える必要があり、数世代かかります。遺伝子組換えできた子どもが生まれるまでにも子どもができてしまいまいます。効率が非常に悪い上、倫理的にも問題があるので、現実的な考えとはいえませんでした。

でも、もしも人間の子どもが生まれる前に、効率よく遺伝子を変えることができるとしたら?

人間でも将来は可能になるかもしれない、ということを考えさせられる論文が、中国から発表されました。

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海と川におけるミクロの世界を探ろう!

はじめまして。
中国から来ました沈晨晨(シェンチェンチェン)と申します。
去年の10月に入社した科学コミュニケーターです。
半年経って、やっと今の仕事に慣れてきました。
皆さんともっとコミュニケーションを取るために、これからブログをちょこちょこ書くつもりです!
今回は自己紹介と現在未来館で何をしているのかを書きたいと思います。

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サイエンティスト・トーク報告「宇宙誕生の光をとらえる~10のマイナス36秒後の世界を目指して」~

宇宙はどのようにはじまったのだろうか?

 

人類が太古の昔から問い続けてきたナゾに答えるヒントとなるかもしれない、望遠鏡がある。その名前は「ポーラーベア望遠鏡」設置されているのは南米チリにある標高5200mのアタカマ高地。呼吸すら厳しい過酷な環境であえて研究を行う羽澄昌史さんに、研究中の忙しい合間をぬって、未来館のサイエンティスト・トークにて貴重なお話をして頂いた。

①会場の様子.jpg

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浅島誠先生に「幹細胞」について伺いました

浅島誠先生のお話をご覧いただいた皆さん、お待たせしました。

4月4日(日)に行われたサイエンティスト・トーク「細胞、からだ、私。 ― 医療を選ぶ日までに聞いておきたい『細胞』のはなし」のご報告です(「浅島先生のお話って?」という方はこちらの記事をご覧ください)。

今回は、会場の皆さん、インターネット配信をご覧いただいた皆さんからの質問について浅島先生にお答えいただきます。


 

遅くなってしまい、本当に申し訳ございません...。 1か月も前のお話なので、まずは、浅島先生にご紹介いただいた3つの幹細胞を簡単におさらいしましょう。

体性幹細胞:骨髄や脂肪などに存在する幹細胞。それぞれ限られた種類の細胞になれる。

ES細胞:受精卵からつくる幹細胞。ほとんどの種類の細胞になれる。

iPS細胞:皮膚や血液の細胞に遺伝子を加えてつくった細胞。ほとんどの種類の細胞になれる。


 

準備ができたところで、質問を一つ一つ見ていきます。 浅島先生にお答えいただいたのは以下の質問です。

Q. プラナリアやトカゲのしっぽのように再生できる生き物はいるのに、ヒトではなぜ再生できないのですか?

Q. 細胞分裂の回数は何で決まるの?ES細胞のような幹細胞はなぜ何回も分裂できるの?

Q. iPS細胞など幹細胞の安全性についてのお考えを教えてください。

Q. iPS細胞を使う医療の費用に関して、今後どのようになると予想されますか?


 

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このブログ、やっぱりスゴイかも 


バライティに富んだ記事を書く同僚を誇らしく、

そして何より、

私たち科学コミュニケーターの思いを受け止めてくれる読者のみなさんの存在を本当にありがたく思いました。


ブログをどう活用して、どのように科学コミュニケーションを深めることができるのか。科学コミュニケーターブログの事例をアジア・オセアニア地域の科学館関係者に紹介すると、「とても刺激になった」「記事の内容も、反響も面白いね」と上々の反応が返ってきました。

4月末にフィリピン・マニラで行われた「アジア太平洋地域科学館協会」(ASPAC)の2015年会議。ブログ読者のみなさんの存在があったからこそ深めることができた国際交流の様子を、感謝を込めて報告いたします。

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ASPACでの事例発表の様子=フィリピン・マニラ

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大盛況!~ゴールデンウィークの未来館~

ニーハオ!

再び登場した中国出身の科学コミュニケーター、陳ドゥです。

皆さんは5月の大型連休をどのように過ごしましたか。おかげさまで、たくさんの方が未来館にお越しくださいました。なんとなんと、三日連続で一日の来館者数が、

1万人を突破しました!!

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あなたが残したいものは何ですか? ーおとなのリアルラボ@東京藝術大学レポートその3ー

さて、おとなのリアルラボ@東京藝術大学シリーズその3、です。

まずはこちらのブログを読んできてくださいませ。

文化財を未来に残すこと ーおとなのリアルラボ@東京藝術大学レポートその1ー

科学と文化財との関係とは・・!?―おとなのリアルラボ@東京藝術大学レポートその2―

文化財の「色を見る」ということを軸に、桐野先生の講義を聴き、実験装置を体験した参加者のみなさん(と、武田と松浦とスタッフ長田)。

お待ちかね、先生方の研究室・実験室に潜入です。

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科学と文化財との関係とは・・!?―おとなのリアルラボ@東京藝術大学レポートその2―

みなさん、お待たせしました!!!

 

3月28日に開催した、おとなのリアルラボ@東京芸術大学レポートその1の続編です!

 

前回、リアルラボの概要をお伝えしましたので、

第2弾では、講義体験の部分をお伝えしたいと思います!

 

 

仏像!建築!書物!ミイラ!

 

などなど、多様な文化財を大切に保管するために必要なのが

保存科学という学問です。

 

 

今回のイベントでは、

 

「保存科学入門」

 

と題して、桐野先生に直接講義をしていただき、

その後、実際に装置を使いながら保存科学の体験をしてきました。

 

 

「科学技術と文化財にはどんなつながりがあるの?」

「一体どんな風に文化財を保存しているの?」

 

 

という疑問も、このブログを読めばスッキリ・・!?

 

ということで!


 

さっそく講義の内容から入ってまいりましょう~~~~~~~

 

 

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文化財を未来に残すこと ーおとなのリアルラボ@東京藝術大学レポートその1ー

今、全国の文化財に油のような液体がかけられる被害が広がっていることはご存じでしょうか。

いたずら、宗教的儀式の一つ、など様々なことが言われていますが、国宝や重要文化財など大切な文化財が故意に傷つけられていることは事実です。これ以上、被害が続かず、早急に「誰によって」「なぜ」そのようなことがされたのか解明されることを願ってやみません。

さて、油のような液体をかけられたものを含め、文化財は修復され、また保存されていく存在です。

修復、保存と言うけれど、どうやって残すのでしょうか。

なぜ残すのでしょうか。

そもそも、文化財ってどんなものなのでしょうか。

そんな疑問に応えるイベントが3月末に行われました。

題して「おとなのリアルラボ@東京藝術大学-過去と未来をつなぐ文化財保存と科学-」

今日はどんなイベントだったのかを簡単にご紹介したいと思います。

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