みなさん、こんにちは。
今日はいいうんこ、でましたか?
梅雨にはいりどんよりとした天気が続いています。
外に出るのもおっくうですが、そんな時は道に咲く花々の香りを楽しんではいかが?
湿度が高いほど、普段は気にしない花の香りが強くにおってくる気がします。
私のお気に入りはこれ。
生け垣に咲く小さな花でジャスミンの一種のようです。
ちょっとつんとするようなにおいがお気に入り。毎朝、そばを通る度に鼻の穴をひろげて、においを楽しんでいます。
さて、花のにおいなら楽しむ気にもなりますが、
うんこのにおいは遠慮したいところ。
とはいえ、私のこのブログは「うんこブログ」なので今回はうんこのにおいを取り上げます。
うんこのにおいの元はなんでしょう?
食欲をそそるいい匂いのごはんを食べても、体を通過するとくっさいうんこにかわります。
においさえなければうんこの評価ももう少しあがるかもしれません。
犯人は私たちの腸の中にすむたくさんの細菌です。
細菌は私たちが食べたものの残りかすをお腹のなかでまた食べて臭いのもとをつくります。
そして菌の種類によってだすにおいはかわります。
たとえばヨーグルトの中にいるビフィズス菌はおなかの中にもいます。
この菌は乳酸をだすので臭くありません。
赤ちゃんのおなかの中はビフィズス菌や乳酸菌が多いのでうんこは炊きたてごはんのようなにおいです。
ところが。ウェルシュ菌など体に悪さをする菌が増えると、硫化水素やインドール、スカトールなどの悪臭をだします。
硫化水素は温泉が沸き出すところのにおい。
インドールやスカトールは単体でかいだことはないので、化学に造詣の深い科学コミュニケーター、荒川に聞いてみました。
荒川いわく、
「もろうんこでした」
とのことなので、相当にくさいのでしょう。
体調が悪くなるとこれら体に害をなす菌が増えるのでうんこがくさくなります。
うんこのにおいで健康管理をしてくれるトイレロボット…なんてものも将来できるかもしれませんね。
ところで。
このインドールやスカトールは花の香り成分にも含まれます。
インドールやスカトールを持つ花はオレンジやジャスミンなど。
単体ではうんこ臭しかしないのに、薄めれば花の香りになるなんて不思議ですね。
…ということは。
毎朝私が楽しんでいた花の香りの成分は、うんこの臭い成分だったようです。
それではあしたもいいうんこがでますように!
さようなら。