みなさん、こんにちは。 常設展示「アナグラのうた」は、今日もみなさんの情報であふれ、にぎわっています。
「アナグラのうた」は空間情報科学を紹介している展示です。 体験しているみなさんの情報をもとにした「うた」を作ることができるのですが、その時にアナグラの中にいるみんなが協力すると特別な「祭りのうた」が歌われます。
4月14日、16時30分ごろ、私たち科学コミュニケーターやクリエーターからのヒントなしで、「祭りのうた」を発生させたお客様がいらっしゃいました!! 久しぶりに「祭りのうた」を私たちに聞かせてくれたのが、こちらのみなさんです。 会場を出てくるのを待ち構え、写真撮影をお願いしつつ、質問責めにさせていただきました。(ご協力いただき、ありがとうございました)
お話を伺ったところ、大学の美術系サークルの方々で、新人歓迎会を兼ねてみんなで盛りあがれる場所を探し、たまたま来館されたそうです。 彼らは足元に現れる「ミー」と一緒に楽しみながら、「僕らは分かり合えたんだ!」と楽しんでいたら、「祭りのうた」が流れたそうです。 お客様が仕組みを理解して自然に「祭りのうた」が歌われたのは、昨年8月に展示がオープンしてから2回目、6か月ぶりのことです。 1回目の時には私は居合わせなかったのですが、今回は気づき、写真に撮ることもできて、本当に幸運でした。 「祭りのうた」がどのような条件で発生するかはヒミツです。 ルールを発見する楽しみ、情報を共有して価値を生み出す楽しみをみなさん自身で味わっていただきたいからです。 皆様、「アナグラのうた」に新しい楽しみを発見しに来てください!