20種類もの部品の在庫管理 細胞はどうやっている?


まずは下の写真を見てください。

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あらまあ。いろんな形の物がゴチャゴチャと入っていますね。

実は、この容器の中身はどれも大切な部品で、いろんな人が自分の必要とする物をどんどん持ち出していきます。一方で足りなくならないように追加もされています。

さて、あなたは、これらの部品のどれ1つとして在庫がゼロにならないように見張っている仕事を任されています。

あなたならどうやって見張りますか?

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ほったらかしで健康になる? ~体内ナノマシンによる医療革命~【前編】

ミクロのサイズになった医療チームが、要人の手術をするため体内に送り込まれる作戦を描いたSF映画「ミクロの決死圏」。東京大学特任准教授の安楽泰孝氏はここで描かれた世界を現実のものにしようと研究を進めています。

安楽氏が体内に送り込むのは米粒の10万分の1サイズの「ナノマシン」です。体内でこのナノマシンが24時間365日検査を続け、病気になりそうな部分を見つけるとマシンの中から必要な薬だけを放出して治療まで行う。こんな未来を思い描いています。

2018年12月9日に安楽氏をお招きしてトークセッション「ほったらかしで健康になる?~体内ナノマシンによる医療革命~」を行いました。
イベントでは、安楽氏からナノマシンが実現した先の未来にどんなビジョンを思い描いているのかをお話し頂き、話を聞いた参加者の期待や不安、考えたことをふせんに書いてもらい、その場で共有しました。

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このブログでは前編で安楽氏の研究内容を、後編 (執筆中)では安楽氏がナノマシン実現後に想い描く未来とそれを聞いた私を含む参加者が考えたことを報告します。

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植物の生育に良い土ってどんな土だろう?

こんにちは。科学コミュニケーターの綾塚達郎です。

皆さん突然ですが、植物の生育に良い土って、いったいどんな土でしょうか?

身の回りにある土をよくよく見てみると、植物がたくさん生えている土もあれば、まったく生えていない土もありますよね。
一方で、園芸店に行けば値段がついているような土もあります。

これらの土には一体どのような違いがあるのでしょうか?
植物を育てるために使う土は、そのへんにある土ではだめなのでしょうか?

この疑問を少しでも解消すべく、ちょっとした比較実験を行ってみました。

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科学コミュニケーター重機にのる!──企画展「工事中!」の魅力②

こんにちは、科学コミュニケーター(SC)の松谷です。

2月8日から未来館では、企画展「工事中!」~立ち入り禁止!?重機の現場~ が始まります。科学コミュニケーターブログでも、SCの視点から企画展の魅力をお伝えします。

(ブログ第一弾はこちら

企画展の準備で取材や調査をしているのですが、その一環で重機の資格を取得してしまいました!今回のブログでは、資格取得を通して改めて感じた魅力をお伝えします。

重機の運転に限らず労働現場での溶接作業や有害物質の取り扱いなどを安全におこなうために、作業者には技能講習や特別教育を受けることが労働安全衛生法で義務付けられています。さまざまな講習のある中、今回は特別教育のひとつ「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育(機体質量3トン未満)」という講習を受けてきました。

座学1日と実習1日の2日で取得できるカリキュラムです。

1日目 「重機を知る」

資格を取得するべくお世話になったのは、日立建機教習センタ茨城教習所。教習所までの道のりは霞ヶ浦が臨め、周囲にはレンコン畑が広がるのどかな場所にありました。

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お世話になった日立建機教習センタ茨城教習所

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人と地球をつなぐ技術「重機」──企画展「工事中!」の魅力①

こんにちは、科学コミュニケーターの松谷です。
私は登山が好きでよく山へでかけます。日本には、いろんな山があります。登山道がしっかりと整備され、多くの登山客が訪れる山もありますし、まったく道のないような山も多くあります。
私は、時には登山道のない山に登りに行くこともあるのですが、そんなところではもちろん、足元は悪く、木々が行く手をはばんできます。なので、登山道を登るのに比べて、何倍もの時間と体力を使うことになります。そんな時、私はいつも思います。

「登山道を作った人ってすごいなぁ!」

登山道があるおかげで、私たちは気軽に、そして安全に、登山を楽しめるようになったのだと実感します。

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こんな崖のようなところにも登山道が!(松谷撮影)

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東北の海を復興せよ!~海博士たちと語る一日・その4 「海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ」

こんにちは!科学コミュニケーターの田中です。先日からお届けしている海の幸のお話。今回は第4弾です!「海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ」というタイトルで、東北大学 名誉教授 木島明博先生にお話しいただきました。

※本ブログは2018年11月10日に開催された「東北の海を復興せよ!~海博士たちと語る一日」の実施報告で4回シリーズです。東北マリンサイエンス拠点形成事業(TEAMS)*の4人の"海博士"たちに話していただいたトーク内容をご紹介しています。
その1 東北の海のおいしいヒミツ~豊かな海の源と津波のはなし
https://blog.miraikan.jst.go.jp/201901041-4.html
その2 あれからガレキはどうなった?~ガレキとともに生きる深海生物
https://blog.miraikan.jst.go.jp/event/20190107post-835.html
その3 知ってる?海のパイナップル~海の恵みをいつまでも
https://blog.miraikan.jst.go.jp/event/20190123post-836.html
その4 海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ(この記事)


20190123_tanakas_01.jpgトーク中の木島明博先生(東北大学 名誉教授)

◇ウニの良いトコ、悪いトコ?

みなさん、ウニはお好きですか?ウニ好きな人にとって、「おいしい」ことはウニの良いトコですよね。ではウニに悪いトコはあるでしょうか?木島先生には「海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ」ということで、イベント当日にタッチプールでお客さんにも触ってもらったキタムラサキウニのことをお話しいただきました。木島先生と一緒に、海に潜ったつもりでウニを見てみましょう。

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東北の海を復興せよ!~"海博士"たちと語る一日・その3 「知ってる?海のパイナップル~海の恵みをいつまでも」

こんにちは!科学コミュニケーターの中島です。さて、"海博士"たちのトーク後半戦!前回出したヒントの"美味しい「アレ」"はわかりましたか?


3番目にご登壇されたのが、東北大学教授、東北大学マリンサイエンス復興支援室長である原素之先生です。「知ってる?海のパイナップル~海の恵みをいつまでも」というタイトルでお話していただきました。


※本ブログは2018年11月10日に開催された「東北の海を復興せよ!~"海博士"たちと語る一日」の実施報告で4回シリーズです。東北マリンサイエンス拠点形成事業(TEAMS)*の4人の"海博士"たちに話していただいたトーク内容をご紹介しています。

その1 "東北の海のおいしいヒミツ~豊かな海の源と津波のはなし": https://blog.miraikan.jst.go.jp/201901041-4.html
その2 "あれからガレキはどうなった?~ガレキとともに生きる深海生物":
https://blog.miraikan.jst.go.jp/event/20190107post-835.html
その3 知ってる?海のパイナップル~海の恵みをいつまでも(この記事)
その4 海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ
→coming soon


タイトルにある「海のパイナップル」とはいったい何のことでしょうか?当日のトークに参加している気分で、原先生のお話をお楽しみください!
なお、今回も筆者・中島の感想や当日の会場のようすを括弧書き→( )でお伝えしたいと思います!



読み終えた時にはお腹が空いているかも?それでは、トークイベントスタート!




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トーク中の原素之先生


皆さん、この生き物を知っていますか?

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(画像提供:東北大学 倉石恵氏・金子健司氏)

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エコチル調査で明らかにしたい! ~子どもたちが健やかに成長できる環境とは?~

  

年が明けて平成31年となりました!

昨年末辺りから「平成最後の~」と銘打ったテレビ番組や企画を見るにつけ、「この30年いろんなことがあったな~」と、時の流れの早さに驚愕している科学コミュニケーターの毛利です。今年もよろしくお願いいたします!

   

時代が変わったとはいえ、親が子どもの健やかな成長を願う気持ちは同じ。その時代ごとに、やれ「〇〇が子どもの成長に良い」だの「××は身体に良くない」だのといった情報が存在してきました。最近ならば、ベビースイミングとぜん息の関係や、親の喫煙が子どもの健康に及ぼす影響などの話を耳にしている方もいらっしゃるかもしれません。

こうした話が科学的に正しいかどうかは、「コホート調査」という時間をかけた研究等を通してわかってきます。

コホート研究とは、ある特定の病気を引き起こしうる要因や特性を考え、対象となる集団(コホート)に属する対象者の生活習慣などを、介入を行わずに調査・観察することです。それにより、その要因や特性がどのように病気へ関わっているかを調べることができます。

今、日本でも行われている大規模なコホート調査をご存知でしょうか? それが、環境省が行っている「エコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)」です!

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トークセッション「日本で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を10倍楽しむ!巨大隕石が落ちた三畳紀とは?

来る1月13日、未来館5階コ・スタジオにて、トークセッション「日本で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を開催します。約2億1500万年前、三畳紀とよばれる時代の末期、巨大隕石が地球に衝突しました。これを発見した研究者、千葉工業大学の佐藤峰南さんに直接お話を伺います。トークセッションでは、研究者本人が隕石衝突の証拠と、その発見の経緯についてたっぷりとお話しますが、ここではこのイベントの担当者である科学コミュニケーターの福井が、隕石が衝突したころの生き物について紹介します。

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東北の海を復興せよ!~"海博士"たちと語る一日・その2 「あれからガレキはどうなった?~ガレキとともに生きる深海生物」

明けましておめでとうございます!科学コミュニケーターの中島です。寒くてお布団が私を離さない!そんな日々が続いております。


さて、先日からスタートした"海博士"たちのトークをお伝えするブログですが、第2弾の今回は「ガレキと深海生物」がテーマ。海洋研究開発機構 技術主幹の土田真二先生に、「あれからガレキはどうなった?~ガレキとともに生きる深海生物」というタイトルでお話していただきました。


※本ブログは2018年11月10日に開催された「東北の海を復興せよ!~"海博士"たちと語る一日」の実施報告で4回シリーズです。東北マリンサイエンス拠点形成事業(TEAMS)*の4人の"海博士"たちに話していただいたトーク内容をご紹介しています。

その1 "東北の海のおいしいヒミツ~豊かな海の源と津波のはなし": https://blog.miraikan.jst.go.jp/201901041-4.html
その2 あれからガレキはどうなった?~ガレキとともに生きる深海生物(この記事)
その3 知ってる?海のパイナップル~海の恵みをいつまでも
その4 海の砂漠化?~ウニの良いトコ、悪いトコ


ガレキ?深海生物?そしてそのつながりとは?そんな疑問を抱きつつ、当日のトークに参加している気分で、土田先生のお話をお読みください!
なお、筆者・中島の感想や当日の会場のようすも括弧書き→( )でお伝えしたいと思います!



それでは、トークイベントスタートです!



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トーク中の土田真二先生


さっそくですが、皆さん。こちらの生き物をご存知でしょうか?
(星柄ではなく生き物!?)

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(画像提供:海洋研究開発機構)

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