光るってかっこいい! 未来をかえる?有機EL研究の最先端

みなさまはじめまして。2018年10月より科学コミュニケーターになりました竹腰麻由です。専門は化学です。
ざっくり言うと「光る分子」をつくっていました。

この光る分子をつくっている者にとって、「有機EL」に応用するというのは一つの夢でもあります。

有機EL...きいたことありますか?
最近では、スマートフォンの画面として活用されたりもしています。
実は未来館にも有機ELが...!

20190505_takekoshi_01.jpg【写真:日本科学未来館のシンボル展示 Geo-Cosmos.
よく見てみると...10,362枚の有機ELパネルが貼られています.】


しかし、そんな有機ELも実はまだまだ完璧ではありません!

有機ELの魅力を存分に引きだすため、現在も絶賛研究開発中なのです。

今回は、そんな未来の有機ELを語るうえで欠かせない研究者のお一人、
九州大学 安達千波矢(あだち ちはや)教授にお会いしてきました!

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冷凍マンモスから生命を考える時間旅行、マンモス展内覧会報告

 世界初公開となるケナガマンモスの鼻など貴重な冷凍標本が大集合した企画展「マンモス展」が東京・お台場の日本科学未来館で始まりました。一般公開に先立ち、監修者が参加して行われた報道機関向け内覧会の様子を報告しマンモス! 冷凍の生々しいマンモスだからこそみえてくる生命の過去から現在、そして未来を考える時間旅行です。

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マンモスの骨格を説明する近藤洋一氏


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どう向き合う?あなたの地震リスク

20190619_tsuboi_01.png気象庁HP より

 

昨日6月18日の夜に発生した、新潟県の地震。
19日午前11:30時点のNHKニュース によると、新潟・山形・石川・宮城の4県で26人がケガをされたそうです。まだ余震が続いている地で、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

この地震を、地震が起こる前の2018年6月に政府の地震調査研究推進本部から発表されていた「地震の発生確率」という点で見てみましょう。
すると、最大震度6強を記録した村上市府屋で、30年以内に震度6強以上の地震が起こると言われていた確率は、なんと0.7% ※。
(※村上市山北支所で調べた値)

日本全国を見渡すと、同じように数%以下の地域はたくさんあります。
この結果を、私たちはどう受け止めて、次の地震に活かせばよいのでしょうか。

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理想のイネを作るための地図づくり~みどりの学術賞の研究紹介~

皆さん、こんにちは。

みどりの科学コミュニケーターの綾塚です。
関東は梅雨入りしましたね。本格的な夏もすぐそこに近づいてきています。

さて、本格的な夏が来て夏バテ...なんてならないよう、今のうちにしっかりとごはんを食べる習慣をつけましょう!
そして、ごはんといえばお米ですよね!

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スーパーに行けば様々な品種のお米が当たり前のように手に入ります。
しかし、このたくさんの種類のお米は数々の研究や多くの人の努力によって支えられていたのです!
このブログでは、そのうちの一つ、今年のみどりの学術賞を受賞された矢野昌裕先生のご研究内容について紹介します!

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街のみどりを支える「土」! 〜みどりの学術賞の研究紹介〜

夏が近づいてきましたね!
身近なみどりに毎日癒されている、みどりの科学コミュニケーターの深津です。

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駅から未来館に行く途中の道では、アジサイがきれいに咲いています!

未来館のある東京お台場は、人工的な街ですが、さまざまな植物と出会うことができます。冒頭のとおり今月はアジサイがきれいですが、真夏になればサルスベリの花、秋にはどんぐり(マテバシイの実)、春にはサクラ......と、さまざまな花や実が季節ごとに私たちを楽しませてくれています!

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お台場でも、春はサクラ、秋はどんぐりが楽しめます!

でもみなさん、よく考えてみてください。
未来館のあるここお台場は、かつては海で、埋立地として人工的に造られた土地なのです。アジサイもどんぐりの木も人が植えたものです。自然の森とは大きく異なる環境のため、植物の立場からしてみれば暮らしにくい側面も多いかもしれません。
しかし!ご覧の通り、花や実をつけるほど生き生きと成長しています。そのヒミツはどこにあるのかというと...。
みなさん、普段見ている花や実から、ちょっと目線を下げてみてください!
そう、今回のブログでは、みどりを支える「土」に注目します!

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アイデアは豊饒の海に宿る

皆さんはじめまして。
ブログは初投稿となります。科学コミュニケーターの生田目(いくため)です。
どうぞ、よろしくお願いします。

今回のテーマは「アイデア」

ゴジラやウルトラマンの生みの親でもある「特撮の神様」こと円谷英二監督は、
それまでの常識からは考えられない作品を世に生み出し、
今なお人々に愛される「特撮」という新たな撮影技法の礎を築きました。

そんな円谷監督の撮影技法の中には、普段の生活からひらめいたアイデアもありました。

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新しいものづくりへのヒント「ぴったりファクトリ」開幕、9月1日まで

 一人ひとりの「ぴったり」を実現するものづくりは、私たちの生活上の不便さを解消するだけでなく幸せにしてくれるのかもしれません。私たちの感性をデジタルものづくりにいかす、これからのものづくりに挑戦する二人の研究者の成果を紹介する「ぴったりファクトリ」のメディア向け説明会が、一般公開に先立って行われました。出展者の慶應義塾大学の田中浩也教授と、関西学院大学の長田典子教授は「自分のぴったりを探すきっかけにしてほしい」と呼びかけました。9月1日まで開かれています。

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説明会で対談する田中教授(中央右)と長田教授(同左)


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あれから50年、新たな宇宙探査時代に考えるこれからのこと【人類編】

こんにちは、科学コミュニケーターの中島です。徐々に気温も上がり、そろそろ衣替えの準備をしなければと感じる日々です。


さて、前回に引き続き、来館者の方(小学2年生~社会人の方 60名)を対象にした宇宙に関する調査結果についてお話したいと思います!


問いはこちらの6つ

1:皆さんは宇宙に興味はありますか?
2-1:あなた自身は、宇宙に行ってみたいですか?
2-2:自分が宇宙に行く、もしくは行かないとしても、最も気になる点はどこですか?
3-1:人類は、地球を飛び出しどこかを目指してほしいですか?
3-2:人類が宇宙に行く、もしくは行かないとしても、最も気になる点はどこですか?
4:月面に1年住むとしたら何が必要ですか?


今回のブログ【人類編】では、問3の結果をご紹介します!ではさっそく、見ていきましょうー!


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平成の最後を締めくくった「みどりの式典」に、科学コミュニケーターが参加!

平成から令和へ突入しましたね!
平成生まれの私にとっては、元号が変わる時代に立ち会うのはこれが初めてです。
みどりの移ろいを日々楽しんでおります、科学コミュニケーターの深津美佐紀です!

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令和になって早々、植物散策!この時期はカキドオシが見ごろです。

さて、元号が変わる直前の4月26日(金)に、第13回「みどりの式典」が行われました。

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どう思いますか?ヒト受精卵での遺伝子改変研究

4月下旬、報道各社がいっせいにあるニュースを報じました。

「ゲノム編集で子ども誕生 法規制検討を要請へ 国の専門調査会」(NHK)
「受精卵ゲノム編集に法規制を 生命倫理専門調査会が政府に提言」(毎日新聞)

人間の赤ちゃんの遺伝子改変をすることは認めません、それを法律で規制しましょうというニュースです。背景にあるのは昨年11月末に発表された中国でのゲノム編集ベビーの誕生という衝撃的なニュースです。

20190502_takuma.jpgゲノム編集ベビーを誕生させたと発表する賀建奎博士(2018年11月28日 筆者撮影)

ですが、4月22日に発表されたニュースは、赤ちゃん誕生への法規制だけではありません。

「ヒト受精卵のゲノム編集、遺伝病研究を容認 治療法へ道」(朝日新聞)
「ゲノム編集、子の誕生は法規制 遺伝病の基礎研究は容認へ」(共同通信)

赤ちゃんを得るために遺伝子改変した受精卵を母体に戻すことは法律で禁止する一方、受精卵を使って遺伝子改変をともなう疾患などの研究そのものは容認しましょう、という方向性がこの日(4月22日)に国の有識者会議で話されたのです。

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