「わかんないよね新型コロナ だからプロにきいてみよう」ニコ生で放送中! 4/1~3放送分の振り返り

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こんにちは!科学コミュニケーターの高橋明子です。

新型コロナウイルスで世の中がざわついているうちに、4月になりました。
自粛要請や休校で普段とは全く違う春を迎えて、とまどっている方も多いかと思います。
未来館も臨時休館が続いていて、いつもと違う春を迎えています。
みなさんの生活はどんな風に変わったでしょうか?

新型コロナウイルスによる肺炎は新しい感染症のため、まだまだ十分な情報が集まっていませんが、それでも対策は取らなければいけません。

たくさんの情報が氾濫する中、具体的に何をしていったらよいのでしょうか?

わからないならその道のプロにきいてみよう、ということで、4月1日からニコニコ生放送「わかんないよね新型コロナ だからプロにきいてみよう」の放送を開始しました!

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始まりました!
ニコ生「わかんないよね新型コロナ~だからプロにきいてみよう~」



感染症対策の専門家である、国立国際医療研究センター国際感染症センターの堀成美さんと未来館の科学コミュニケーターたちが視聴者の皆さんのギモンに答えていく番組です。

専門家にも、ウイルスの専門家、治療の専門家、予測モデルの専門家とさまざまな専門家がいますが、堀さんは前述の通り、感染症対策の専門家です。

堀さんを交えながら視聴者の皆さんと一緒に、新しい感染症とどう向き合ったらよいのかを探っていきます。

平日の毎日正午から。月~木は30分ほど、金曜日は2時間ほどのロングバージョンです。

こちらのブログでは、先週放送分の内容の紹介をしていきます。

まずは各放送日の内容の一覧から見てみましょう。

4/1(水)「どうして家にいないといけないの?」

コーナー①今日の気になるウワサ「若者は重症化しない?」

コーナー②本日のテーマ:
  家にこもるなら、どこにいたらいいですか?自宅?実家?
  ずっと家にいる必要はありますか?(自覚症状ない場合)
  自粛中、どれくらいのことならやってもOK?

コーナー③みなさんからの質問
 ・一人暮らしで感染が疑われる場合、タクシーで病院に行ってOK?

4/2(木)「休校・再開?学校はどうなる?」

コーナー①今日の気になるウワサ「臨時休校って効果あるの?」

コーナー②学校生活ではどんなリスクが?

コーナー③みなさんからの質問
 ・一人暮らしで感染が疑われる場合、タクシーで病院に行ってOK?
 ・喘息があるけれど学校に行っても大丈夫?
 ・親がもし感染・入院したら、感染していない子供はどうなる?
 ・休校いつまで?どんな基準で解除する?
 ・部活はやってもOK?
 ・歯医者や美容室での感染リスクは?
 ・相談センターへのアクセス方法について

4/3(金)「今の日本の状況は?今後の見通しは?」

コーナー①今日の気になるウワサ「○○を食べると感染しない」

コーナー②本日のテーマ:今の日本の状況は?今後の見通しは?

コーナー③みなさんからの質問
 ・マスクって効果あるの?/手作りマスクでも効果ある?/マスクがないときどうしたら?/マスクの正しい洗い方は?/マスクは洗ったらウイルスがいなくなる?
 ・3つの密、重なったところだけ避ければOK?
 ・家庭内の感染予防策は?
 ・空気感染しないのになぜ換気?

コーナー④手を洗おう(練習&実践)

コーナー⑤本日のテーマ:前向きに自粛!教えてみんなのアイデア

コーナー⑥みなさんからの質問
 ・接客業で長時間対面での会話をするが、この対策で大丈夫?
 ・学校での具体的な感染リスクは?
 ・満員電車は大丈夫?

コーナー⑦こんな話が聞きたい リクエストコーナー

20200405 takahashia_02.PNG4月1日放送
みなさんの「これってどうなの?」をプロに直接聞いていきます。

みなさんの気になる質問はたくさんあると思いますが、いくつかをピックアップしてご紹介します。

なお放送後も番組を視聴できますので、他の質問についても気になる方はぜひご覧になってみて下さい。

番組の視聴はこちらに一覧があります。 https://ch.nicovideo.jp/miraikan

◆自粛中、どれくらいのことならやってOK?
「生活必需品の買い物のための外出など、生活に欠かせないことはもちろんOK。また散歩なども可。ただし、なるべく一人でやるのがよい。」
生活に欠かせない行動はもちろん取らなければいけないですが、その際に感染リスクを減らす工夫をした方がよい、という堀さんの回答でした。

例えば買い物。複数人で行くと、どうしても会話しがちです。会話で飛沫が飛び交う状況は感染リスクを上げてしまうので、できれば一人で買い物をするとよい、ということでした(もちろん体調が悪いときは外出そのものを控えてくださいね)。また外出から戻ったら手も洗いましょう。

ずっと家の中にだけこもっていると、運動不足でストレスが溜まり、参ってしまうので、近所の散歩などで気分転換するのも大事です。その場合も、「なるべく一人」ルールはオススメです。


大事なのは、「どんな対策も感染リスクをゼロにはできない、でも減らすことはできる」。簡単にできる対策を積み重ねていくだけでも、トータルで見たときに感染リスクがどんどん下がっていきます(番組中では「リスクの引き算」といっていました)。


20200405 takahashia_03.jpgリスクの引き算のイメージ

◆学校が再開した場合、持病があるけれど学校行ってもOK?
「持病があるなどハイリスクなお子さんは逆隔離して別の部屋にするという方法もある。地域によって状況が大きく違うので、状況に合わせて保護者からも対策の提案があるとよいかもしれない。持病の有無に関わらず、簡単にコストをかけずにできる学校での対策として、授業時に机を離して距離を取ったり、給食の際に互い違いに座ったり、壁に向くなどの配置の工夫がある。定期的な換気や手洗いなども有効。」


こちらも簡単にできる対策を積み重ね、感染リスクを下げる「リスクの引き算」の考え方ですね。

長くやるためには、簡単にできるのも大事な要素です。一方で、不安を感じるなら行かない、という選択も大事です。

その場合は、オンライン授業など、何らかの形で学びの機会が保障される仕組み作りも必要になるでしょう。

20200405 takahashia_04.PNG4月2日放送 歯医者・美容室のリスクはどれくらい?
身振り手振り付きで堀さんが教えてくれました。


◆家庭での感染対策は?

「一般的な感染症対策を徹底すればOK。隔離する、配置に注意する、共用品を別々にするまたはこまめに消毒する、換気する、といった対策を組み合わせてしていけばよい。」


体調が悪い人は別の部屋に隔離するのが理想ですが、もし同部屋で寝なければいけない場合には、寝る方向を互い違いにして、なるべく飛沫が届かない位置に頭を配置するという工夫ができます。

また、飛沫は上から下に落ちていくので、二段ベッドを使う場合には感染者を下にするのも有効な対策です。床に布団とベッドで高さに差をつけるのもいいですね。

家庭内でも簡単にできる工夫を積み重ねて、リスクの引き算をしていくのが大事、という堀さんのアドバイスでした。

ピックアップしてご紹介しましたが、共通するポイントは「一つの対策で何とかするのではなく、簡単な対策を組み合わせていくことで、全体として感染リスクを抑えることができる」という点です。
様々な場面で「リスクの引き算」を意識して、対策を考えてみて下さい。

20200405 takahashia_05.PNG4月3日放送 手洗い実技。
視聴者のみなさんにも放送中に洗っていただきました。


そして迷ったら番組の方に質問をお寄せくださいね!

なお、この番組は日本科学未来館の臨時休館が続くかぎり、月曜から金曜まで毎日配信予定です。月曜から木曜までは30分、金曜は2時間の拡大版でお送りしていきます。

番組のご視聴は https://ch.nicovideo.jp/miraikan
放送時間外のご質問はツイッターで「#わかんないよね新型コロナ」とつけてツイート
または 番組ツイッター「わかんないよね新型コロナ」にメンションしてください。

みなさんのご参加、お待ちしています!